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オーソドックスなコンパクトボディに2インチ大型液晶を搭載――カシオ計算機 QV-R51(3/3 ページ)

カシオ計算機の光学3倍ズームコンパクトデジカメ「QV-R51」は、昨年8月に登場したQV-R40の上位製品だ。画素数が400万画素から500万画素に向上したほか、液晶モニタが1.6インチから2インチへと拡大され、さらに使いやすく進化した。

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QV-R51:作例

※このページの画像はWeb掲載用に加工してあります。画像をクリックすると、手を加えていないオリジナルの画像を表示できます。

 それでは、QV-R51での撮影例をいくつか紹介しよう。まずは、広角端と望遠端、デジタルズーム併用時の比較だ。


広角端(39ミリ相当)で撮影。ISO50、1/400秒、F4.8(オリジナル画像はこちら

光学3倍ズームの望遠端(117ミリ相当)で撮影。ISO50、1/320秒、F4.9(オリジナル画像はこちら

デジタル併用12倍ズーム(468ミリ相当)で撮影。ISO50、1/3200秒、F4.9(オリジナル画像はこちら

 次はマクロモードでの撮影例だ。マクロモード時は光学ズームが広角端〜1.2倍しか利用できないが、10センチまで被写体に寄れるので、通常は十分であろう。


マクロモードで撮影。ISO100、1/60秒、F3.0(オリジナル画像はこちら

 スキー場での撮影例。直射日光が当たっている雪は非常に明るいが、白トビせず、雪面のディテールもしっかり描写されている。


ISO50、1/1250秒、F4.8(オリジナル画像はこちら

 下の2枚はベストショットモードを利用した撮影例だ。「花を写します」(No.10)では自動的にマクロモードになり、彩度が高く設定される。


ベストショットモードの「花を写します」で撮影。ISO50、1/160秒、F2.8(オリジナル画像はこちら

 「ペットを写します」(No.9)では、被写体のブレを防ぐために感度が自動的に高めに設定される。


ベストショットモードの「ペットを写します」で撮影。ISO200、1/200秒、F4.1(オリジナル画像はこちら

 夜間にライトアップされている浅草寺五重塔の撮影例。ISO感度をマニュアルで変更して、ノイズの出現具合を比較してみた。ISO感度を最高の400まで上げると、さすがに暗部のノイズが気になってくるが、ISO200までならそれほど目立たず、十分実用的である。


ISO100、1/8秒、F2.8(オリジナル画像はこちら

ISO200、1/8秒、F2.8(オリジナル画像はこちら

ISO400、1/13秒、F2.8(オリジナル画像はこちら

 QV-R51は、画素ピッチが狭い1/1.8インチ500万画素CCDを採用しているため、ラチチュードに悪影響が出るのではないかと心配していたが、全くの杞憂にすぎなかった。画質的には、500万画素コンパクトデジカメの中でも、トップクラスといえるだろう。

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