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第11回 年賀状と家族の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/2 ページ)

そろそろ年賀状の季節であり、郵便局も「インクジェット紙光沢年賀葉書」をとうとう発売開始したほど、自前のプリンタで写真を入れた年賀状を出すのがポピュラーになってきたのである。そこで年賀状に向けた写真の話をしよう。

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ストロボを上手に使おう

 続いてベランダで風景をバックに撮ってみた。ポイントは2点。

 一つ目はストロボを焚くこと。逆光だとどうしても顔が暗くなるのだ。でもストロボを焚いてしまえば平気。

 暗い部屋でのストロボはストロボの灯りだけで撮ることになるので写真が平面的になりがちだが、明るいところで使えば外光とのミックスになるのでそんなこともない。空も白くとんでくれたのでレイアウトもしやすいはず。

 もう一つはできるだけ頭の位置を揃えること。座っていればあまり気にならないが、立ったときは身長差がもろにでる。年賀状って写真の一部を切り抜いて使うことも多いので、そういうとき差が大きいとつらいのだ。このベランダの写真は実はお母さんが高さ20センチくらいの台に乗っかって身長差を減らしてみた。

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身長差がある場合は台に乗って調整

 屋外で撮るときもストロボは便利。晴れた日はどうしても前髪で目が隠れちゃうなど肝心の顔に強い陰影がでちゃうが、ストロボを焚けば影も緩和できるし、瞳にも白い光があたっていい感じになる。

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ストロボを焚いて影を隠す

 でも背景がちょっとごちゃごちゃしてしまった。

 そこで広い公園へ。

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公園で撮影
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ちょっと角度を変えてみました

 違いは撮影する位置。2枚目はわざとローアングルにして空を多めにいれてみた。どちらがいいかはどういう年賀状にするかにかかってくるので一概には言えないが、年賀状に貼る写真という意味では背景はすっきりしている方がいい。

 撮った写真は多分年賀状ソフトを使ってレイアウトされるはずだ。年賀状ソフトは写真を自由に貼り付けたり、いろんな形に切り取ったり縮小したりする機能を持っており、撮った写真をまるまる使うことは少ないはず。だから気軽に、ポイントにだけ気をつけて撮ろう。

※モデル:岡本彩花(子)、岡本初巳(母)


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