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ナカハ「アタラシイ」Centrinoデスカ?

先週発表された開発コード名「Sonoma」。正式な名称は「Centrino」とは、あれま、いままでと同じじゃありませんか。

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 ロゴのデザインも一緒と、FSB533MHzやDDR2、デュアルチャネルメモリバス、Intel GMA 900のサポートと、せっかく新しい機能満載なのに、これじゃ、ユーザーは従来のCentrinoなのか新登場のCentrinoなのか、製品を見ただけでは分かりにくいですね。

 分かりにくいといえば、19日にインテルが正式発表するはるか前から、なぜか国内ノートPCメーカーが新世代Sonomaを搭載したノートPCを発売していた、というのも、我々にはよく分からない事情がよくよくあってのことなのでしょう。

 とはいっても、インテルの新製品は正式発表前の店頭販売開始が「定番」となって久しいので、いまさら「フライング販売!」と騒ぐこともなくなりました。

 新世代Centrinoで最も注目なのがチップセットの「モバイル Intel 915 Expressファミリー」でありますが、その中のサポートするメモリの規格とメモリバス仕様の組み合わせも、どうにも分かりにくいですよ。

 DDR2-533/400はデュアルチャネルのメモリバスをサポートするけど(Intel 915GMSはシングルチャネル)DDRはシングルチャネルのみ、とデータシートでは説明されていますが、一部国内メーカーのノートPCではPC2700のメモリを搭載しながらデュアルチャネルのメモリバスになっているとか。

 聞いたお話では「チップセットの機能としてPC2700でもデュアルチャネルで動作可能」となっているそうなので、データシートでもそう説明すればいいのに、と考えたのは、私の余計なおせっかいかでしょうか。

 といろいろ分からないことが多い最近のインテルですが、なんといっても一番分かりにくいのは「CPUの性能とプロセッサナンバの関係はどうなっているの」に尽きます。プロセッサナンバをみて、動作クロックとL2キャッシュ容量の順に諳んじられるかたを、私は迷わず「お師匠さま」と崇めさせていただきます。

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