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中国製デジカメ「愛国者V815」を使ってみたレビュー(5/5 ページ)

上海の電脳街で中国製のデジカメ「愛国者V815」を購入した。日本製品優勢の中国デジカメ市場において、「打倒、日本製デジカメ」をうたう気合の入ったモデルである。さて、その実力はいかほどなのだろうか?

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愛国者V815の作例

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撮像素子には1/2.5型の500万画素CCDを採用し、画像サイズは2560×1920ピクセルとなる。シャープネスが強いので、ビルの窓などはくっきりと描写しているが、壁の表面などのディテールはつぶれ気味だ
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補間処理によって3648×2732ピクセルの画像を作り出す10Mモードを使用。品質設定は、最も高品質のスーパーファインを選んでいるが、それでもファイル容量は約1.1Mバイトと圧縮率は非常に高い
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2秒の低速シャッターで撮影。ライトアップされた上海の街並みが鮮やかな色で再現された。ただし、彩度とシャープネスが強すぎて、絵のように見える不自然さも残る
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オート、ISO50、ISO100、ISO200の4段階を選べる感度設定からISO200を選んで撮影。全体に色ノイズやスジ状のノイズが見られ、暗い部分ではやや目立つ
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ズームのワイド側でのフルオート撮影。ビルの窓ガラス越しの撮影とはいえ、やや青っぽい色になったのが惜しい。また、細部の表現にモアレが生じている個所が見られる
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内蔵ストロボを発光させて、影になった室内を明るく照らして撮影。屋外の光とストロボ光はちょうどいいバランスになった
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空の色には少し人工的な印象を受けるが、建物の色は見栄えのする色で描写された。ISO50の場合は、暗部の再現性もまずまずである
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ホワイトバランスをタングステン、感度をISO50にそれぞれセットし、F7.1の絞り優先オートで撮影。原色系の色は誇張されて、色が浮いたように見える場合がある
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通常の最短撮影距離は50cmだが、マクロモードを選ぶとズームがワイド端に固定され、10〜50cmの間でピントが合うようになる
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