レビュー
5インチベイに内蔵できる水冷キット2005年モデル――「WATERCOOLER WC-202」:週末アキバPick UP!レビュー(2/3 ページ)
アキバに登場したこだわりパーツをとりあえず試す「週末アキバPick UP!レビュー」。今回は、3月12日の調査で発見した5インチベイに搭載可能な水冷キット「WATERCOOLER WC-202」をチェックした。
メインラジエータの設置には光学ドライブ+3センチ程度の奥行きが必要
水冷キットは、PCに組み込む前に各パーツを連結させて動作チェックするのが定石だ。ジョイントをきつく締めたと思っても、パーツ自体が不良品で水漏れが起きるなんて事態もたまに起こるからである。最近はさすがに少なくなったようだが……。
動作チェックが済んだら、そのままマシンに組み込む。
CPUブロックとセカンドラジエータは順調に固定できたが、メインラジエータの装着にはやや手こずった。背面から伸びるチューブがマザーボードのメイン電源と干渉して、うまくベイに収まらないこともあるので注意したい。
メインラジエーターは上面には排気ファンがあり、底面にむき出しの冷却フィンがある。そのため上下段に空きをつくっておくのが望ましいし、最低でも上1段ぶんは空けておきたかったわけだが、電源コネクタと干渉するため、泣く泣く1段上のベイに付け替えた。真上にはDVDドライブがあり、正常に動作するか少し不安である。
また、グラフィックスカードにはロープロ対応の玄人志向「RD70-A64C」を使用しているが、標準で付属するアタッチメントではうまく固定できなかった。ねじ穴の位置は合っているが、コンデンサが干渉する。苦肉の策として、ねじ穴に金属入りの結束バンドを通して固定した。
冷却性能のカギはメインラジエータ
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