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“車載”が楽しい、2.5インチHDDビデオプレーヤー──Digital Cowboy「DC-MC25U」HDDビデオプレーヤー(3/4 ページ)

PCに接続して普通にデータをコピー、TVに接続してビデオプレーヤーとして活用できるHDDプレーヤーキット。今回はその中でも2.5インチHDDを用いるコンパクトさが特徴のDigital Cowboy「DC-MC25U」を、普通にTVへ、さらにはオプションの車載キットを用いて愛車に搭載してみた。

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これを導入するなら、ぜひとも車載でも使いたい

 このDC-MC25Uは2.5インチHDDを用いるHDDプレーヤーということで、ほどよくコンパクトであるのが大きな特徴の1つである。そのことは家庭内での使用以外に、車内で使用するというシチュエーションを増やしてくれることになる。DC-MC25Uには、ノイズフィルター付きのシガーソケットアダプタとリモコン信号受光ユニットがセットになった車載キット「DC-MC25UCA」(通常価格:4820円。現在、252台限定で2525円で販売されている)が用意されている。

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ノイズフィルターが搭載されたシガーソケットアダプタ。中央にアダプタ部を挟んで1.5メートルほどケーブル長がある

 もちろん今回は、その車載キットと一緒に試用した。結論からいうと、このキットはぜひとも本体とセットで購入しておくことをお勧めしたい。

 車載キットには自動車の12ボルトシガーライターソケットから電源供給が可能なノイズフィルター付きのDCアダプタと延長ケーブル接続タイプのリモコン受光部がセットになっている。リモコン受光部は本体に備わっているが、車載時はリモコン受光部を独立させて設置できることで、本体設置にあたる自由度を格段に高めてくれる。

 実写に車載するとなると、ほとんどのユーザーはカーナビやカーTVのAV入力を利用することになるだろう。仮に音楽プレーヤーとしてだけに使うとしても(もちろん音声出力インタフェースはステレオピンジャックなのでFMトランスミッターやカセットアダプタが使えないわけではないが)、再生する曲を選択したりと細かな操作を行うためにはTV画面での操作インタフェース画面の表示が必要だからだ。

 設置イメージとしては、シガーソケットから電源を取り、リモコン受光ユニットをTVモニターの近くに設置。本体はグローブボックスなどに収納しておくといった使い方だ。

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試用に用いた車は、カーナビのチューナーユニット(外部AV入力を備えるユニット)を助手席の下に設置している。後付けのカーナビではよくある位置で、同じ位置に設置しているユーザーも多いかもしれない。この場合はかなり簡単にAVケーブルを接続でき、あとはケーブルが目立たないよう隠す工夫をすればよい

 なお、リモコン受光部のケーブルはかなり長い(約5メートル)ため、本体をリアシートに置いたり、フロントシートのバックポケットなどに放り込むといった方法なども考えられる。また、トランク部にAV入力ユニットがあるユーザーであっても、ケーブル長が5メートルあればトランクからケーブルを這わせて、といったように活用することもできそうだ(大きな車の場合は、ケーブルの長さが足りないかもしれないが)。

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車載キットに付いてくる、ケーブル長約5メートルの赤外線受光ユニット

 今回は実験的な試用ということもあり、本体はセンターコンソールの後ろにあるポケットに放り込んだだけという簡易な設置で済ませたが、もちろん動作は、通常運転時でもHDDが読み込みエラーを起こすといったこともなく動画も音楽もまったく問題なく再生できた。

 赤外線受光ユニットはTVモニターの下あたりにぶら下げるように置いただけだが、受光範囲は結構広いようでとりあえずリモコンをモニターのほうに向けて操作すれば大丈夫。リモコン受光部は操作に反応して緑色のLEDが点滅するので、反応しているかどうかも即座に把握できる。

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AV入力をどのように行うか、ということが解決できれば、このように本体はポンとセンターコンソール後部のポケットに放り込んだだけで気軽に活用できる。シガーアダプタは普通にシガーソケットに接続したが、この位置だとDCアダプタのケーブルは余裕で余る
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赤外線受光ユニットは、モニター近辺に設置する。ちなみにリモコン操作すると緑色のLEDが点灯する

車載時におけるちょっとした“こつ”も

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