検索
レビュー

きょうはPentium Extreme Edition 965の性能を試してみた(3/4 ページ)

インテルが新しいPentium Extreme EditionとなるPentium Extreme Edition 965(以下Pentium XE 965)を発表した。新しいPentium XE 965は従来モデルのPentium XE 955に比べて270MHzほどクロックが引き上げらた3.73GHzで動作する。そのクロックアップがどれほど性能に影響しているだろうか検証してみた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

コストパフォーマンスは「飛び抜けてきつい」Pentium XEとAthlon 64 FX

 次いで価格性能比をチェックしていきたい。いくら性能が高くても価格が高ければユーザーにとってはいい選択とはならない。各ベンチマークの結果を現在の実売価格で割り、それに1万をかけることで「1万円でユーザーが入手できる性能」を求めてみた。

 CPUの価格として利用したのは、AMDインテルそれぞれのWebサイトで3月22日時点に公開されている価格だ。円とドルの換算は1ドル=117円で行っている。


1万円あたりのSYSmark2004 SE/Office Productivity


1万円あたりのSYSmark2004 SE/Internet Contents Creation


1万円あたりのTMPGencフレームレート


1万円あたりのCineBench2003/Rendering(Multi CPU)


1万円あたりの3DMark03 CPU Score


1万円あたりの3DMark05 CPU Score


1万円あたりのFinal Fantasy XI Official Benchmark 3 Version 1.0

 結果は従来の傾向と変わっていない。こうした結果を見れば、コストパフォーマンスの観点から見て、いかにPentium XEやAthlon 64 FXが突出している製品であるか一目で分かるだろう。もっとも、Pentium XE 965が999ドル、Athlon 64 FX-60が1031ドルという設定は、通常のCPUの倍近い価格になっている。そもそもコストパフォーマンスを評価するのが間違っている、という意見もある。コストパフォーマンスの指標はあくまで参考として見ておくのがいいのかもしれない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る