日本初のXPSノートはけっこう「遊べるっ!」──デル「XPS M1710」(3/4 ページ)
日本では「いたってまじめ」なイメージのデルであるが、米国には「遊び」のデザインを大胆に取り入れた「XPS」シリーズが存在する。今回はようやく日本で登場したパワフルなアメリカンノートPCの実力を見てみよう。
モンスターノートにふさわしい3D性能
Intel Core DuoにGeForce Go 7900シリーズを搭載したXPS M1710のパフォーマンスはいかなるものだろうか。PCMark05と同04、そして3D性能を見るためにFuturemark系から市販ゲームの3Dベンチマークテストを行ってみた。
PCMark05 | |
PCMark | 5214 |
CPU | 5016.0 |
Memory | 3229.0 |
Graphics | 6260.0 |
HDD | 4179.0 |
HDD - XP Startup | 7.0 |
Video Encoding | 339.6 |
Image Decompression | 25.7 |
WMV Video Playback | 30.9 |
PCMark04 | |
PCMark | 6527 |
CPU | 6236.0 |
Memory | 4114.0 |
Graphics | 10374.0 |
HDD | 3975.0 |
WMV Video Compression | 85.2 |
DivX Video Compression | 82.5 |
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
BTOでスペックをカスタマイズできるXPS M1710であるが、今回試用した製品はCPUにIntel Core Duo T2600、グラフィックスコアにGeForce Go 7900 GTXを搭載しているだけでなく、メモリにDDR2-667MHz/2Gバイト、HDDに7200rpmの100Gバイトドライブ「HTS721010G9SA00」というモンスタースペックであったため、ほかに比較できる適切な構成のノートPCが存在しない(以前ベンチマークを紹介しているハイエンドノートPCのEndeavor NT9500ProではMOBILITY RADEON X1600を搭載していた)。
そのため、表として数値を並べるだけになっているが、たとえば3DMark05において1600×1200ドット、4XAA、8XAnisoの条件においてCPUがAthlon FX-57、メモリがPC3200/1Gバイト、GeForce 7900 GT搭載のシステムで3DMark Scoreが4700であったことを考えると、XPS M1710の優れた3Dパフォーマンスをうかがい知ることができるだろう。
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