DIGITAL COWBOY、WMVとハイビジョン映像に対応した「MOVIE COWBOY」
新デコードチップの採用で、WMVならびにMPEG-2 TS/DivX HDの再生に対応。DVI-Iも装備。
DIGITAL COWBOYは7月21日、HDDメディアプレーヤーキット「MOVIE COWBOY」の新製品「MOVIE COWBOY (DC-MC35UL2)」を7月下旬より発売する。価格はオープンで、実売想定価格は2万4800円前後。
同シリーズはPCのマルチメディアファイルを家庭用テレビなどで楽しめるメディアプレーヤーキット。HDDが別売となっているのが特徴。新製品は昨年11月に発売された「DC-MC35UL/N」(関連記事)をベースに、SIGMA DESIGNSのデコードチップ「EM8621L」を搭載することで、新たにWMV 9/WMV HD/MPEG-2 TS/DivX HDの再生に対応した。動画の最大解像度は1920×1080で、最高ビットレートはMPEG-1/2が25Mbps、MPEG-4が10Mbps、WMV9が10Mbps。
ネットワーク周りの機能も強化され、DC-MC35UL/Nに比較してローカルHDDへの書き込み速度が約3倍に向上したほか、ネットワーク経由での再生についても既存製品がサポートしていなかったMPEG-2/DVDビデオ(.vob/.ifo/.iso)/WMV 9/WMV HD/DivX HD/MPEG-2 TSに新たに対応した。
映像出力はコンポジット/コンポーネント/S映像/DVI-Iで、音声出力はコンポジット/光デジタル/同軸デジタル。DVI-Iが追加されたことにより、より鮮明な映像が楽しめるようになった。ネットワークインタフェースは100BASE-TX/10BASE-T。対応HDDはIED規格の3.5インチタイプ(フォーマットはNTFSのみ)。本体サイズは57(幅)×150(厚さ)×185(高さ)ミリ、約564グラム(本体のみ)。
なお、C-MC35ULまたはDC-MC35UL/Nのユーザーを対象に、本製品もしくはDC-MC50U2へ特別価格で乗り換えられるアップグレードキャンペーンも開始された。DC-MC35ULまたはDC-MC35UL/N本体に各種添付品がそろっていることが条件で、乗り換え価格は1万9800円。
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