ニュース
Intel、1万人の大規模リストラ計画を発表
Intelが1万500人削減のリストラ計画を断行する。
米Intelは9月5日、大規模なリストラ計画を発表した。2007年半ばまでに従業員総数を9万2000人とする、合計1万500人の人員削減を実施する。
人員削減に加え、販売促進費用や資本投資、原料費などの削減にも注力、2007年中に約20億ドル、2008年には30億ドルの営業経費およびコスト削減を目指す。また装置の有効稼働による設備投資回避で10億ドルの節約効果を見込む。
同社はリストラ費用として約2億ドルを見込んでいるが、リストラ計画の実施で相殺できると見る。
advertisement
今年の人員削減は、主にマネジメント、マーケティング、情報技術部門で行われる。2007年には、製造の労働効率向上、装置の稼働率向上、組織の余剰部分削減、製品設計手法やプロセス向上を目指し、さらに広範囲に及ぶ人員削減を実施する見通し。
関連記事
- [WSJ] Intelが大規模な人員削減へ
Intelの人員削減は1万~2万人規模に上るとの見方もある。 - Intel、メディア/シグナリング部門を売却
- Intel、幹部の大幅な入れ替え実施
- Intelの管理職削減は転換計画の一端
- Intel、販売低調で減収減益
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.