シマンテック、ノートン 2007シリーズを発表

　シマンテックは9月21日、ウイルス対策ソフト「ノートン・アンチウイルス 2007」および統合型セキュリティソフト「ノートン・インターネットセキュリティ2007」の2製品を発表した。ダウンロード版は本日より、パッケージ版は9月30日よりの提供となる。ダウンロード版価格はノートン・アンチウイルス 2007が4935円、ノートン・インターネットセキュリティ2007が6300円。パッケージ版価格はそれぞれ6195円／8190円となる（いずれも税込み）。

　ノートン・アンチウイルス 2007は、同社製ウイルス対策ソフトの最新版で、新たにルートキットの技法を用いたウイルスの駆除に対応したほか、Webアクセス情報を不正に保存した悪質なトラッキングクッキーも削除可能となった。また、ウイルス／ワームの亜種をグループとしてまとめて検知でき、個々のウイルス定義が行なわれる前段階での先行予防型の保護効果を得ることができる。

　ノートン・インターネットセキュリティ2007は、ノートン・アンチウイルス 2007の全機能のほかパーソナルファイアウォール機能を装備する統合型セキュリティソフト。新機能として、オンライン詐欺（フィッシング）対策機能を装備、閲覧しようとしているWebサイトが詐欺サイトかどうかをブラックリストとの照合で判断し、警告を表示する。またキーロガーやスパイウェアの動作を検知し、情報の送信を遮断可能となっている。

　対応OSはともにWindows XPで、Windows Vista対応版への無償アップデートが可能だ。

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