Let's note新製品発表──スペシャルな「W」も登場
松下電器産業は9月27日にLet's noteシリーズの新製品を発表した。「R」「W」「T」「Y」のパワーアップが主な変更点。直販Webサイトでは10周年記念のスペシャル「W」も登場する。
今回発表された新製品は従来シリーズ「R」「W」「T」「Y」それぞれで登場する。いずれも従来モデルからCPUとメモリ容量が増強された。1キロを切るワンスピンドルのLet's note R「CF-R5」、1キロ級の軽量2スピンドルのLet's note W「CF-W5」、15時間のバッテリー駆動が可能なワンスピンドルのLet's note T「CF-W5」では、搭載するCPUが従来の超低電圧版Core Solo U1300(動作クロック1.06GHz)から超低電圧版Core Solo U1400(動作クロック1.20GHz)に変更。14.1インチの大画面液晶ディスプレイを搭載する1キロ台ノートのLet's note Y「CF-Y5」もCPUが従来の低電圧版Core Duo L2300(動作クロック1.5GHz)から低電圧版Core Duo L2400(動作クロック1.66GHz)に変更された。また、すべてのモデルで最大搭載可能なメインメモリ容量が1024Mバイトから1536Mバイトへと増えた。そのほかのスペックは従来モデルと同様。
直販Webサイトのマイレッツ倶楽部ではLet's note登場10周年を記念した特別モデルを用意。Let's note WシリーズでTDP9ワットの超低電圧版Core Duo U2400(動作クロック1.06GHzを搭載。メインメモリはオンボード1Gバイト、最大2Gバイト、HDD容量120Gバイトという強力なスペックが特徴だ。松下電器の開発陣によると「ファンレスを目指す」とのこと。価格は29万円半ばの予定で出荷開始は11月下旬。
そのほか、「R」「T」「Y」でもオンボードメモリ容量1Gバイト、最大メモリ容量2Gバイトのモデルが選択可能になる。また、カラー天板のバリエーションではCF-Y5用に新色の「ディープシー」が追加された。
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