今回発表された新製品は従来シリーズ「R」「W」「T」「Y」それぞれで登場する。いずれも従来モデルからCPUとメモリ容量が増強された。1キロを切るワンスピンドルのLet's note R「CF-R5」、1キロ級の軽量2スピンドルのLet's note W「CF-W5」、15時間のバッテリー駆動が可能なワンスピンドルのLet's note T「CF-W5」では、搭載するCPUが従来の超低電圧版Core Solo U1300(動作クロック1.06GHz)から超低電圧版Core Solo U1400(動作クロック1.20GHz)に変更。14.1インチの大画面液晶ディスプレイを搭載する1キロ台ノートのLet's note Y「CF-Y5」もCPUが従来の低電圧版Core Duo L2300(動作クロック1.5GHz)から低電圧版Core Duo L2400(動作クロック1.66GHz)に変更された。また、すべてのモデルで最大搭載可能なメインメモリ容量が1024Mバイトから1536Mバイトへと増えた。そのほかのスペックは従来モデルと同様。
型番 | CF-R5 | CF-W5 | CF-T5 | CF-Y5 |
OS | Windows XP Professional(SP2) | |||
CPU | ULV Core Solo U1400(1.20GHz) | LV Core Duo L2400(1.66GHz) | ||
チップセット | Intel 945GMS Express | |||
メモリ標準/最大 | 512MB/1536MB | |||
液晶ディスプレイ | 10.4インチ(1024×768ドット) | 12.1インチ(1024×768ドット) | 14.1インチ(1400×1050ドット) | |
グラフィックス | チップセット内蔵 | |||
HDD | 60GB | |||
光学ドライブ | − | DVDスーパーマルチドライブ | − | DVDスーパーマルチドライブ |
バッテリー駆動時間 | 約11時間 | 約12時間 | 約15時間 | 約9時間 |
重量 | 約999グラム | 約1.199キロ | 約1.26キロ | 約1.49キロ |
予想実売価格 | 約20万円前後 | 約24万円前後 | 約21万5000円前後 | 26万円前後 |
直販Webサイトのマイレッツ倶楽部ではLet's note登場10周年を記念した特別モデルを用意。Let's note WシリーズでTDP9ワットの超低電圧版Core Duo U2400(動作クロック1.06GHzを搭載。メインメモリはオンボード1Gバイト、最大2Gバイト、HDD容量120Gバイトという強力なスペックが特徴だ。松下電器の開発陣によると「ファンレスを目指す」とのこと。価格は29万円半ばの予定で出荷開始は11月下旬。
そのほか、「R」「T」「Y」でもオンボードメモリ容量1Gバイト、最大メモリ容量2Gバイトのモデルが選択可能になる。また、カラー天板のバリエーションではCF-Y5用に新色の「ディープシー」が追加された。
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