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GeForce 7900 GTOが再登場、ただしロシアンルーレット?週末アキバPickUP(2/4 ページ)

Vistaへのアップグレード優待券が付いたWindows XPの販売が始まった。また、大ヒットを記録したGeForce 7900 GTO搭載カードが再び出回り、注目を集めている。キーワードは「GTO再び」「安く買えるVista」「モバイルデスクトップ?」「6段CrossFire」だ!

Windows Vistaアップグレード優待券付きのDSP版XPが出回り始める

TSUKUMO eX.のVista乗り換えキャンペーンを報せるPOP

 マイクロソフトがWindows Vista日本語版のアップデートブログラムと価格を発表した26日に、アキバではVistaへのアップグレード優待券を付与したOEM版「Windows XP」の販売が始まった。

 アップグレード優待券付きのOSを購入すると、送料込みの事務手数料(一部は、加えてアップグレード料金)でWindows Vistaに乗り換えられる。オンライン注文ページにアクセスした後、サイトに書かれた宛先に通常のDSP版XPに付属している「優待アップグレード申込書」を郵送することで、後日アップグレード版のVistaが入手できる。

 XPのバージョンごとに優待されるVistaのバージョンが異なる仕組みで、Home Editionからの乗り換えだけは追加料金がかかる。主な乗り換えの組み合わせは以下の通りだ。

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  • Windows XP Home Edition→Vista Home Basic:事務手数料+49ドル
  • Windows XP Home Edition→Vista Home Premium:事務手数料+49ドル
  • Windows XP Home Media Center Edition 2005→Vista Home Premium:事務手数料
  • Windows XP Professional→Vista Business:事務手数料
  • Windows XP Professional x64 Edition→Vista Business x64:事務手数料
OEM版Windows XP Home Editionに付属する申込書は、Vista Home BasicとVista Home Premiumが選べるようになっている(写真=左)。OEM版Windows XP Professionalには、Vista Businessのみの申込書が付けられている(写真=中央)。TSUKUMO eX.の各階に貼られていたアップグレードの一覧表(写真=右)

 先週末は優待券付きと通常のOEM版が混在する状況になっており、購入するさいは注意したい。最も入荷数が多かったのはWindows XP Home Media Center Edition 2005(以下、MCE)だが、人気も断トツで高く、潤沢に出回るには時間がかかりそうだ。

 MCEはWindows Vista Home Premiumへ事務手数料のみで乗り換えられるOSとして注目を集めている。Windows Vista Home Premiumのアップグレード版は2万5800円で販売される予定だが、優待券付きMCEの実売価格は1万3000円から1万7000円程度なので、事務手数料を考慮しても大幅に安く入手できるのだ。ツートップ秋葉原本店も「Vistaをインストールする気なら、MCEを使わないとしても優待券付きMCEを買うべきですよ」と勧める。

 ただし、自作ユーザーの熱はまだ上がっていないのが現状だ。フェイス秋葉原本店は「Windows Vista登場による買い換え需要もまだ起きていません。ゴールデンウィークあたりにピークが来ると思います。Windows XPが登場した前後もそうですが、自作ユーザーは新しいOSに飛びつくより、現在のリソースを有効活用する意識が強い」とコメントする。また、某ショップは「Windows Vistaに関する問い合わせはあまり受けていません。実際、サービスパック1が登場するまで様子見する構えのユーザーが多いですね。PCI Expressが主役の現在も、AGP接続のグラフィックスカードが人気を集めているのと同じで、今後数年間はXPとVistaが共存すると思います」と話した。

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