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ミドルレンジRadeonの上位モデル「Radeon X1650 XT」発表
Radeonの最新ミドルレンジGPUは新方式のCrossFireに対応し、その性能でGeForce 7600 GTを上回るという。
ATI Technologies(ATI TechnologiesはAMDに合併吸収され、会社組織としてはAMDと呼ぶべきだが、この記事では、ユーザーがこれまで親しんできたATIという呼称を使う)は、10月30日にデスクトップPC向けGPUの新製品「Radeon X1650 XT」を発表した。すでに登場しているミドルレンジクラス「Radeon X1650 Pro」の上位モデルにあたる。ATIはこのGPUを搭載したグラフィックスカードの実売価格を149ドルと想定している。
Radeon X1650 XTがサポートするビデオメモリはGDR3を256Mバイト。コアクロックは575MHz、メモリクロックは675MHz(データ転送レートにして1350Mbps)となる。組み込まれるPixel Shaderユニットの数は24ユニット。出力はデュアルリンクに対応したDVI-Iが2つにビデオ出力が1ポート。高画質化機能「AVIVO」をサポートしHDCPも対応する。
Radeon X1650 XTは先に登場したRadeon X1950 Proで採用された新方式の「ネーティブCross Fire」に対応する。従来の「CorssFire Edition」グラフィックスカードと組み合わせるのではなく、2枚のRadeon X1650 XTをマザーボードに差し、グラフィックスカードに設けられたコネクタをフラットケーブルで接続することで、CrossFire構成が構築できる。
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