「Vista対応」Windows Media Player 11リリース
Microsoftが、「Vista的要素」を織り込んだWindows Media Playerの新バージョンを、Windows XP向けにリリースした。
米Microsoftは10月30日、「Windows Media Player 11 for Windows XP」をリリースした。ユーザーインタフェースの改善や検索機能の向上など、次世代OS「Windows Vista」に対応した新バージョンを、一足早くWindows XP上で体験できるという。
Media Player 11では、スッキリしたデザインと、シンプルな操作性を実現したという。音楽だけでなく、写真やビデオの再生も可能で、内容リストにはサムネイル画像やアイコンが表示され、視覚的に分かりやすくなった。
また、Media Player 11では検索機能を強化。自分のライブラリ内だけでなく、米MTV Networksのデジタル音楽サービス「URGE」の200万曲以上のコレクションから楽曲を探し出すことができる。また、URGEからの楽曲購入やリッピング操作も簡単にできるという。Windows Media Audio ProfessionalやWAV Losslessなどのフォーマットにも対応した。
Media Player 11には、業界初という楽曲認識システムも搭載。これまで認識されなかったり、間違った曲名や情報が表示されていた曲に対しても、正しい情報やアルバムデザインをダウンロードすることができるという。
Media Player 11(英語版)は、Webサイトから無料でダウンロードできる(31日11時現在、日本語版はまだリリースされていない)。
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