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12.1インチ液晶搭載で最軽量のモバイルノートPC――ソニー「VAIO type G」軽量×強い=type G(1/2 ページ)

ソニーは、新設計のビジネス向けモバイルノートPC「VAIO type G」を発表した。12.1インチ液晶ディスプレイを搭載した2スピンドルモデルで約1116グラム、1スピンドルモデルで約898グラムとクラス世界最軽量をうたう。堅牢性の高さも特徴だ。

VAIO type G

 ソニーは11月1日、新ラインアップとなるモバイルノートPC「VAIO type G」を発表、12月2日より発売する。VAIO type Gは「軽量」と「強さ」の両立がコンセプトのビジネス向けノートPC。「G」という文字には、「強い」「壊れにくい」「本物である(GENUINE)」といった意味を込めたという。

法人、個人の両チャネルで発売

 販売チャネルは4つに分かれており、ビジネス向けの「法人向け標準仕様モデル」と「法人向けカスタマイズモデル」に加えて、個人向けの「店頭販売モデル」と「VAIO・OWNER・MADEモデル」が用意される。法人向けカスタマイズモデルとVAIO・OWNER・MADEモデルは、購入時に主要なスペックを選択できるCTO対応製品だ。店頭販売モデルは1年間引き取り修理保証だが、残る3つには3年引き取り修理保証が付与され、さらに法人向けカスタマイズモデルでは出張修理も選べる。価格はオープンで、実売予想価格は、店頭販売の2スピンドル(光学ドライブ搭載)モデル「VGN-G1KAP」が25万円前後、1スピンドル(光学ドライブ非搭載)モデル「VGN-G1LAP」が22万円前後。

2スピンドルモデルのVGN-G1KAP(写真=左)と1スピンドルモデルのVGN-G1LAP(写真=右)

12.1インチ液晶搭載ノートPCで最軽量

 VAIO type G最大の特徴は、12.1インチ液晶ディスプレイ(1024×768ドット表示)を搭載したノートPCとしては世界最軽量をうたう軽さだ。2スピンドルのVGN-G1KAPで約1116グラム、1スピンドルのVGN-G1LAPで約898グラムの軽量を実現している。VGN-G1KAPはDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを内蔵。VGN-G1LAPは、光学ドライブのベイが塞がれている代わりに、4ピンのIEEE1394端子を搭載する(2スピンドルモデルはIEEE1394非搭載)。本体サイズは、277(幅)×215(奥行き)×23.5~25.5(高さ)ミリ。JEITA準拠のバッテリ駆動時間は、標準バッテリを搭載したVGN-G1KAPで約12.5時間、Sバッテリを装備したVGN-G1LAPで約6時間を確保する。

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 そのほかのスペックはVGN-G1KAP、VGN-G1LAPとも共通だ。CPUはCore Solo U1300(1.06GHz)、チップセットはIntel 945GMSを採用。メモリはPC2-4200 512Mバイト(最大1.5Gバイト)、HDDは80Gバイトだ。ネットワーク機能は、1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/g/b準拠の無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、FAXモデムを搭載する。また、指紋センサ、TCG 2.0準拠のセキュリティチップ、FeliCaポートも持つ。

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 CTO対応モデルは下表のように主なスペックをカスタマイズ可能。ユニークなところでは、キーボードを「日本語」「英語」「日本語カナなし」の3タイプから選べる。日本語カナなしキーボードは、文字通り日本語配列だが、ひらがなの刻印が省かれている。

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