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Parallels、「Windows一発インストール機能」をMac版仮想化ソフトで提供
長時間マシンに張り付いていることを強いる「Windowsインストール作業」を楽にしてくれる機能がParallels Desktopに追加された。
米Parallelsは11月1日、Mac用仮想化ソフトウェアのParallels Desktop for Mac最新版(2.2 build 1970)に、Windows XPおよびVistaのインストールを簡単にするアシスタント機能を追加したと発表した。
Windowsのインストールでは、インストールの途中でパーティション設定やプロダクトキー、個人情報などの設定を入れる場面が複数出てくるため、マシンに張り付いている必要がある。新しいアシスタント機能では、必要な情報をあらかじめ登録しておくことで、OSインストール終了まで触れる必要がない。
これまで別途インストールする必要があったParallels用ドライバParallels ToolsもOSインストール時に設定される。
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また、新しい「Shared Networking」機能により、ADSLやCATVなど、1個のIPしか設定できないサービスでホストOSとゲストOSの両方でIPがマニュアル設定なしで取得できるようになった。
既存ユーザーはネットワークオプションをShared Networkingに変更し、Parallels Toolsを再インストールする必要がある。
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