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工人舎、7インチ液晶とGeodeで8万9800円のミニノートを発売コンセプトは“本当のサブノート”

工人舎は、重量が約960グラムのミニノートPC「SA1F00A」を12月に発売する。価格は8万9800円からだ。

コンシューマ向けノートPCでは初のAMD Geodeを採用

工人舎「SA1F00A」

 工人舎が発表した「KOHJINSHA SAシリーズ」は、手ごろな価格と気軽に使用できるサブノートをコンセプトとしたミニノートPCだ。

 HDD容量とOffice Personal Edition 2003の有無で2モデルが用意され、同社の直販Webサイトのほか、ヨドバシカメラ、ソフマップとビックカメラ、上新電機、ベスト電器の各主要店で販売が行われる。同社のWebサイトでは11月7日から予約受付が始まり、12月1日から順次出荷される予定だ。

 主な仕様は下の表にまとめたが、コンシューマ向けPCとしてはCPUにAMD Geode LX800を採用しているのが目新しい。ファンレス仕様で静音性に優れているのも特徴だ。液晶ディスプレイは7インチワイドの光沢パネル付きで、解像度は800×480ドット、プレビューモードを使えば1024×600ドットまで表示が可能だ。また、液晶ディスプレイは時計回りに180度回転でき、キーボード面に折りたたんで液晶脇のポインティングデバイスを活用することもできる。

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 ボディサイズは218(幅)×163(奥行き)×25.4~33(高さ)ミリ、重量は約960グラムと軽量だ。大容量バッテリーは用意されず、標準バッテリーで約5時間の駆動が行なえる。キーボードはキーピッチが16.8ミリ、キーストロークが1.5ミリで、2ボタン式のタッチパッドも実装されている。なお、HDDは2.5インチのParallel ATAを採用する。

 プリインストールOSはWindows XP Home Edition(SP2)で、Windows Vistaへのアップグレードサービスは行わない予定とのことだ。

 本機のレビュー記事はこちら

手のサイズから非常に小型なPCであることがわかる(写真=左)。液晶ディスプレイ部分を折りたたんで、液晶脇にあるスティックポインタを使ってオペレーティングすることができる(写真=中央/右)。なお、液晶ディスプレイはタッチパネル方式ではなく、OSもWindows XP Home Editionだ(Tablet PC Edition 2005ではない)

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