「AREA51」で“UFO探知機”の性能を検証する:なっ、なんだってぇー!!(3/3 ページ)
UFOや宇宙人を探知する携帯型装置「ユータン」。UFOといえば“AREA51”でしょう、という何気ない一言で、何だか分からないうちに北米横断調査が始まった……。
ユータンでピラミッドパワーを試す。もはや何でもありだ
さて、AREA51での調査を終え、ラスベガスに戻ってピラミッドの外観で知られるLUXORのカジノでもユータンを試してみた。反応……アリ(残念ながらカジノ内は撮影禁止なので写真はない)。宇宙人がギャンブルに興じているとでもいうのか。もはやなんでもありだ。
ピラミッドには神秘のパワーがあるということだが、ユータン(の中のコイル)はこれにも反応するのかもしれない。恐るべしユータン(の中のコイル)。ちなみにピラミッドパワーを検知したといっても大当たりが続出したわけではなく、ギャンブルにはまったく無縁だった。非常に残念だ。
ちなみにこのカジノには現在は新館ができているので、黙っていると日本人は「ピラミッド」ではない新館に案内される(本館にはシャワーのみで日本人は不評のため、バスのある新館になる)。ラスベガスでピラミッドパワーを体感したい人は注意したほうがいいだろう。
「地球はすでに侵略されている!」「なっ、なんだってぇー!!」
というわけで、ネバダ砂漠くんだりまで行ってあちこちでユータンを動作させて見たのだが、反応が多すぎる。無反応の場合もあるので「ボタンを押せば常に反応」というわけでもなさそうだが、それにしても“UFOがすぐそばに来ているかもしれない”というわりと重大な情報をユータンは無邪気に知らせてくれる。もしこれが誤検知でなければ、宇宙人による地球侵略はかなり進行しているといっていいだろう。もしかしたら、あなたの隣の人は宇宙人かもしれない。
余談だが、もしこの記事を読んで実際にAREA51をめざす人がいたら、ある程度の危険は覚悟しておいたほうがいい。未舗装路はレンタカー保険の免責事項であり、ここで事故があっても補償はない。また、僻地なので携帯電話もエリア外となっており、助けを呼ぶことはできない。そしてもちろん、UFOにさらわれたり、知らないうちに体に異物を埋め込まれる可能性だって、ないとは言えないのだ。
関連記事
矢追純一監修のUFO探知機“ユータン”発売――ソリッドアライアンス
ソリッドアライアンスは、UFO探知機能を備えるストラップ「ユータンレーダーストラップ」を発売した。監修は、かの矢追純一氏。最強の格闘家を養成するUSB機器
“IT”の力で格闘家を養成する施設がある――そんな情報を得てITmediaが潜入取材を試みた。でもどうして私が……(ゲイムマン)。外交官ナンバーだって容赦しないぜ――アキバの駐禁事情
9月21日より恒例の「秋の全国交通安全運動」が始まった。秋葉原では再開発の影響から駐車監視員をよく見かけるようになったが、そこでは信じられない光景が――。心霊現象とITの関係
霊感のまったくない人でも“心霊現象”を体験できる――“IT”の力を借りて。いかにもネタくさい実験だが、困ったことに、参加者はちょっぴり本気だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.