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MS増収、28%減益――業績予想は上回る
Microsoftの10~12月期決算は、売上高は過去最高を記録。純利益は前年同期比28%減だった。Windows Vistaへのアップグレードプログラムの利用は、同社の予想を上回っている。
米Microsoftが1月25日発表した第2四半期(10~12月期)決算は、売上高は前年同期比6%増の125億4000万ドルで、過去最高を記録。純利益は同28%減の26億3000万ドル(1株当たり26セント)と、同社の業績予想22~24セントを上回った。
Microsoftでは、Windows XPからWindows Vistaへの優待アップグレードプログラムを提供しており、この影響で、売上高16億4000万ドル、純利益11億3000万ドル(1株当たり11セント相当)が、10~12月期から、実際に製品が提供される翌1~3月期に繰り延べられている。これも含めた場合、10~12月期の売上高は前年同期比で20%増になるという。Microsoftでは、この売上高の繰り延べを15億ドル程度とみていた。
事業別では、サーバ&ツール部門の売上高が前年同期比17%増、Xbox 360と関連製品の売り上げが好調だったエンターテインメント&デバイス部門の売上高は、同76%増となった。
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第3四半期(1~3月期)の業績見通しは、10~12月期および7~9月期からの収益の繰り延べを反映し、売上高を137億~140億ドル、1株当たり利益を45~46セントと見込んでいる。2007年6月までの通年では、売上高を502億~507億ドル、1株当たり利益を1ドル45セント~1ドル47セントと予想している。
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