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「AMDに軽いジャブを打ち込まれた感じ」――やや困惑気味のショップ週末アキバPickUP!(2/4 ページ)

Athlon 64 X2 6000+とともに、旧製品よりも少しだけ安く買える新型の5000+が登場。Vistaの新機能が堪能できる高付加価値な「Vista Edition」マザーも出回り始めた。

ASUSTeKから「Vista Edition」のマザーボード2製品――ブーム急先鋒の予感

ASUSTeK「P5B Plus Vista Edition」(上)と、「P5B Premium Vista Edition」(下)

 先週末に“Vista Edition”のロゴが入ったASUSTeKのATXマザー2モデルが、複数のショップに入荷した。価格は「P5B Premium Vista Edition」が3万5000円前後で、「P5B Plus Vista Edition」は2万5000円前後。それぞれ、在庫は少数だ。

 両モデルとも、チップセットにP965+ICH8Rを搭載しており、“Premium”は2基のPCI Express x16スロットでCrossFireを構築できる(1基は4レーン仕様)。そのほか、内外8基のSerial ATAコネクタや2基のIEEE1394端子を備えている点は共通している。

 Vista Editionとして、ReadyBoost専用に512Mバイトのフラッシュメモリをオンボードする「ASAP」や、「AI Remote」と呼ばれるVistaのAV機能を操作する小型リモコンなどを盛り込んでいる。加えて、“Premium”には「ScreenDUO」という小型の液晶ビューアが同梱される。ScreenDUOはWindows Vistaの“Windows SideShow”機能に対応しており、パソコンと同期したAVコンテンツやRSSニュース、マシン情報などが表示できる。

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 某ショップは「Windows SideShowに目を付けているユーザーは以前から多く、初日から問い合わせが多数寄せられています」と話す。また、取材中にもP5B Premium Vista Editionを買い求める人を複数見かけた。

 いくつかのショップでは「オマケはいいから、その分安くしてほしいよ……」という愚痴も聞こえてきたが、最新のテクノロジに敏感なユーザーの目は、ScreenDUOにロックオンしているようだ。

P5B Premium Vista Editionの付属品。手前のビューアがScreenDUOだ(写真=左)。P5B Premium Vista Editionの基板(写真=右)。P5B Plus Vista Editionの基板(写真=右)

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