日本AMD、Radeon HD 2400/2600の量産出荷を開始
日本AMDは、最新GPUとなるRadeon HD 2400/2600の量産出荷開始を発表した。同GPU搭載製品は各ベンダから数週間以内に発売予定としている。
日本AMDは6月13日、最新GPUとなるRadeon HD 2400/2600の量産出荷開始を発表した。
Radeon HD 2400/2600は、DirectX 10対応となるAMD(ATI)製の最新GPUシリーズで、ビデオデコード処理をGPU側で実行できる「UVD(Unified Video Decoder)テクノロジ」を搭載しているのが特徴となる。なお、上位モデルのRadeon HD 2900については、最速クラスのCPUを搭載した高性能PC環境下を前提とした「ハイエンド製品には必須の機能ではない」という理由にてUVDの採用が見送られている。
AMDでは、数週間以内にはASUS/Club 3D/Diamond Multimedia/GeCube/Gigabyte/HIS/MSI/Palit/PowerColor/Sapphire/VisionTekなど各ベンダよりRadeon HD 2400/2600搭載グラフィックスカード製品が発売される予定としている。
PowerColorは、Radeon HD 2600 XT/同 PRO搭載モデル計4製品、Radeon HD 2400 XT/同 PRO搭載モデル計3製品を発表した。Radeon HD 2600 XT搭載の上位モデル「PowerColor HD 2600 XT 256MB GDDR4」は、メモリとしてGDDR4メモリを256Mバイト装備する。
Info-Tek(GeCube)は、Radeon HD 2600 XT搭載製品「GC-RX26XTG4-D3」を発表した。搭載メモリはGDDR4 256Mバイトで、冷却装置に2スロット幅を占有する大型ファン「X-Turbo2」を装備している。
SAPPHIRE Technologyは、Radeon HD 2600 XT/同 PRO搭載モデル4製品、Radeon HD 2400 XT/同 PRO搭載モデル2製品の計4製品を発表。最上位モデル「SAPPHIRE HD 2600 XT ULTIMATE」はファンレスヒートシンク搭載モデルとなっている。
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