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MSIの新製品マザーが盛りだくさん──MSIがIntel 3シリーズマザーを多数紹介(2/2 ページ)

COMPUTEX TAIPEI 2007のMSIブースを東京に再現したイベントの最後には、展示されていた新作マザーの記者説明会が行われた。

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デュアルGPUグラフィックスカードやオーバークロック対応ベアボーンノートPCの展示も

 こちらの記事でも紹介しているように、マザーボード以外の注目どころとしては、多数のグラフィックスカードの展示が目を引いた。GeForce 8600、同8500シリーズやRADEON HD 2600シリーズが展示されるなか、国内には10枚しかないという“レアカード”RADEON HD 2600をデュアルで搭載する「RX2600 Geminium」や、GeForce8600M MXMモジュールを採用し、両面にGPUが搭載可能なGeminium-Goなど、かなり珍しい製品も展示されていた。

RADEON HD 2600 GPUをデュアルで搭載する超弩級カードRX2600 Geminium。2枚差してCrossFireも可能だ。国内限定10枚という超レアな製品となる見込み
CPUのようにソケット式でGPUのアップグレードが可能なMXMモジュールを採用したグラフィックスカード。GPUは両面に取り付けることができて、1枚でNVIDIA SLIに対応可能だ
こちらは、DDR4メモリを搭載したRADEON HD 2600搭載のRX2600XT Diamond。発売は未定の参考出品だが、意外と早く登場する可能性あり

 また、COMPUTEXでも展示されていたオーバークロック対応ベアボーンノートPC「GX600」も用意されていた。GX600は、Turboボタンを押すだけでCPUの動作クロックを約20%上昇させる機能を持っている。CPUの選択肢としてCore 2 Duo T7200と同T7300が用意されていて、MSIがオーバークロック時の動作も検証済みという。オーバークロック動作への切り替えは、再起動を必要とせず“Turbo”ボタンを押すだけで瞬時にパフォーマンスアップする。筐体は少し大振りで、発熱対策のためエアインテークの数も多い。塗装はピアノブラックの高級感ある仕上がりで、少し派手なデザインが施されている。発売予定は8月~9月とのことで、価格は現行ベアボーンのMS-1637より数万円程度高くなる予定だ。

世界初のオーバークロック正式対応ベアボーンノートPC。塗装やデザインにもこだわりを見せる
キーボードの上部にあるTurboボタンを押すだけで、約20%のオーバークロック動作を実現することができる
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