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Hall 2で気になる次期ハイエンドマザーの「対応メモリ」と「PCI Express x16スロット」:COMPUTEX TAIPEI 2007(1/2 ページ)
すでに、出荷も始まっている次期チップセット搭載マザーだが、ハイエンドモデルはまだ姿を見せていない。Hall 2で「Intel X38」「AMD RD790」マザーの気になるスペックをチェックした。
COMPUTEX TAIPEI 2007では、発表、もしくは公開を済ましているけど製品の出荷がまだ開始されていない「次世代」PCパーツが集合すると見られていた。その期待にたがわず、PCパーツが集合するHall 2には、「Intel X38」「AMD RD790」といったキーワードに該当する製品が多数展示されている。ここでは、初日にHall 2のメジャーブースで確認されたそれらの製品を画像を中心に紹介していこう。
DDR2対応製品も増えてきたIntel X38マザー
各パーツベンダーで最も製品展示数が多いのがIntel 3シリーズチップセットを搭載したマザーボードだ。すでに、Intel P35とIntel G33の搭載マザーは日本でも出荷を開始しているが、最上位モデルとなるIntel X38はまだこれからだ。
当初DDR3のみとされていた対応メモリは、ここにきてDDR2にも対応するようになり、展示されている製品にもDDR2対応のマザーが多く含まれていた。サポートするメモリクロックにはDDR3対応製品で「1333」「1600」、DDR2対応製品でも「1200」などが用意されるなど、ベンダーが差別化を図る1つの重要なポイントとなっているようだ。
MSIのブースで発見したIntel X38マザー「X38 Diamond」には、水冷ユニットを実装したRadeon HD 2900XT搭載グラフィックスカード「RX2900XT」が実装されていた。グラフィックスカード用のPCI Express x16スロットを4本用意しているのに注目したい
ASUSが日本で行ったプレビューイベントで登場しなかったIntel X38マザー「P5E3 Deluxe/XiFi-AP」はCOMPUTEX TAIPEI 2007には間に合った。サウスプリッジはICH9Rを搭載。PCI Express x16スロットを2本搭載してCrossFireに対応するが、利用できるレーンは16本×2となる
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