ニュース

日本HP、セキュリティ/耐久性をさらに強化したビジネス向けノート計4モデルを発売

日本ヒューレット・パッカードは、企業ユーザー向けノートPC計4モデルを発表した。プロフェッショナル向けモデル2製品、ワークステーション向けモデル2製品をエントリーする。

2510p

 日本ヒューレット・パッカード(以下「日本HP」)は7月19日、企業ユーザー向けノートPC新モデル計4製品「HP Compaq 2510p Notebook PC」「同 2710p」(以下「2510p」「2710p」)、「HP Compaq 8510w mobile workstation」「同 8710w」(以下「8510w」「8710w」)を発表、本日より発売を開始する。

 日本HPでは、今年5月より法人向けノートPCの製品名表記を新しいものとしており、今回の4製品はその新表記を適用。新カテゴリは、ワークステーション向けモデル(型番末尾が「w」)、プロフェッショナル(末尾が「p」)、ビジネス(末尾が「b」)、スタンダード(末尾が「s」)の4グレードで、今回発表となったのはプロフェッショナルモデル2製品「2510p」「2710p」、およびモバイルワークステーションモデル2製品「8510w」「8710w」となっている。また、4モデルともオフィス向け管理機能となる「Centrino Pro」に対応している。

 2510pは、WXGA表示対応の12.1インチワイド液晶ディスプレイを内蔵するモバイルノートPCで、耐荷重500キロをクリアする堅牢な筐体を採用したほか、液晶部のバックライトには長寿命タイプの白色LED「HP Illumi-Lite Display」を採用した。また、モバイルノートながらも19ミリピッチのキーボードを採用、ポイントスティックとタッチパッドの2種類の操作デバイスを供えるなど操作性にも配慮した設計となっている。

advertisement

 CPUは超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)、メモリは1Gバイト、HDDは80Gバイト、光学ドライブは2層対応DVDスーパーマルチドライブを内蔵。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n(11nはDraft 1.02対応)とBluetooth v2.0を利用できる。

2710p(左)、8510w(中)、8710w(右)

 2710pは、タブレット入力対応の12.1インチワイド液晶を装備するコンバーチブル型モバイルノートPCで、ノートPCスタイルとタブレットスタイルの二つのスタイルでの利用が可能だ。従来モデルの「tc4400」比で、重量390グラム減、本体サイズの厚みを約6ミリ減のコンパクト化を実現。また2510pと同様の白色LEDバックライトを装備するほか、ディスプレイ上部には暗所でのキーボード利用が可能な手元を照らすライト「HP Night Light」を装備する。

 CPUは超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)、メモリは512M~1Gバイト、HDDは80Gバイト~100Gバイトを装備。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n(11nはDraft 1.02対応)およびBluetooth v2.0を備えている。

 モバイルワークステーションモデルの8510wおよび8710wは、NVIDIA製のワークステーション向けGPUを搭載する製品で、8510wはNVIDIA Quadro FX570Mを、8710wはNVIDIA Quadro FX1600Mを内蔵。双方ともHDMI出力を装備する。液晶ディスプレイは8510wがWUXGA対応の15.4インチワイド(Directplus専用モデルではWSXGA+対応15.4インチワイドモデルも用意)、8710wがWUXGA対応の17インチワイドとなっている。

 搭載CPUはともにCore 2 Duo T7100(1.8GHz)または同 T7700(2.4GHz)、メモリは1Gバイト~2Gバイト、HDDは80Gバイト~120Gバイト、光学ドライブは2層対応DVDスーパーマルチドライブを内蔵。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n(11nはDraft 1.02対応)およびBluetooth v2.0を利用できる。

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.