日本HP、頑強ボディ採用の企業向けノートPC2モデル――コンバーチブルモデルも用意
日本ヒューレット・パッカードは、耐荷重タイプの堅牢筐体を採用するモバイルノート「nc2400」、およびペンタブレット入力対応コンバーチブル型モバイルノート「tc4400」の2モデルを発売する。
日本ヒューレット・パッカードは6月8日、耐荷重タイプの堅牢筐体を採用するモバイルノート「HP Compaq nc2400 Notebook PC」以下(「nc2400」)、およびペンタブレット入力対応モバイルノート「HP Compaq tc4400 Tablet PC」(以下「tc4400」)の2モデルを発表、本日より順次発売する。価格は「nc2400」が15万7500円から、tc4400が18万9000円から(双方税込み)。
nc2400およびtc4400は、ともにモバイル環境での堅牢さを重視した設計のノートPCで、nc2400は500kgf、tc4400は1000kgfの天面加圧試験をクリア。また、HDDの保護機能として「ハードディスクドライブ・モーションセンサ」を搭載、通電時に加わる加速度や衝撃を検知して読み取りヘッドを退避させることで、HDDのデータ破損を未然に防止する。
nc2400は、1280×800ドット表示対応12.1インチワイド液晶を搭載するB5モバイルノートPCで、全面防滴仕様のキーボードを装備。マザーボードにIntel 945GM Expressチップセット搭載製品を採用、Celeron M 423搭載モデル/超低電圧版Core Solo U1300搭載モデル/超低電圧版Core Solo U1300搭載+スーパーマルチドライブ装備モデルの3モデルを用意している。メモリはPC2-4200 DDR2 SDRAM 512Mバイト、HDDは60Gバイトを装備。IEEE802.11b/g無線LANに対応する。本体重量は約1.29キロ。バッテリ持続時間は標準の3セルバッテリで約3時間、オプションの9セルバッテリ搭載時は最大11時間の連続稼動に対応する。
tc4400は、B5サイズのコンバーチブル型タブレットPCで、ディスプレイを180度回転させることにより、通常のノートPCとしての利用のほかにペンタブレットPCとしても用いることができる。ディスプレイは1024×768ドット(XGA)表示対応の12.1インチ液晶を装備。Celeron M 420搭載モデル/Core Duo T2500搭載モデルの2モデルをラインアップする。メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAM 512Mバイト、HDDは80Gバイト。無線機能はIEEE802.11a/b/g無線LANを搭載している。標準バッテリで6時間駆動に対応するほか、別売のセカンダリトラベルバッテリ搭載により起動時間は最大12.5時間となる。
nc2400およびtc4400のラインアップと価格は以下の通り。
製品名 | モデル | 販売価格 | 販売開始日 |
---|---|---|---|
HP Compaq nc2400 Notebook PC | Celeron M 423搭載モデル(HP Directplus専用モデル) | 15万7500円 | 6月下旬 |
超低電圧版Core Solo U1300搭載モデル | 20万7900円 | 6月8日 | |
超低電圧版Core Solo U1300、スーパーマルチドライブ搭載モデル | 24万1500円 | 6月8日 | |
HP Compaq tc4400 Tablet PC | Celeron M 420搭載モデル | 18万9000円 | 6月8日 |
Core Duo T2500搭載モデル | 24万1500円 | 6月8日 |
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