容積7.9リットルのセパレート型PCがデュアルコアCPUに対応――VALUESTAR L スリムタイプ:2007年PC秋冬モデル
横幅が約66ミリの薄型デスクトップPC「VALUESTAR L スリムタイプ」がデュアルコアCPUに対応し、付属の液晶ディスプレイも小型タイプに変更された。
Pentium Dual-Core E2140を搭載し峡額縁の液晶ディスプレイが付属
VALUESTARシリーズの中で最も小型軽量となる「VALUESTAR L スリムタイプ」がデュアルコアCPUを内蔵した。ラインアップは夏モデルと同じ1モデルのみだ。
夏モデルのVL300/JGではCPUにCeleron D 360(3.46GHz)を搭載していたが、新モデルの「VL300/KG」は1.6GHzで動作するPentium Dual-Core E2140(L2キャッシュは1Mバイト)を採用した。動作クロックこそダウンしているが、FSBは533MHzから800MHzに高速化し、2次キャッシュも倍増、そしてデュアルコア化により性能は強化された格好だ。また、付属する17インチスクエア液晶ディスプレイ(スーパーシャインビューEX液晶)が峡額縁タイプの「FR17R71」になり、省スペース性も向上した。画面解像度は1280×1024ドットで、1ワット+1ワットのステレオスピーカーを背面に内蔵して峡額縁化を図っている。
そのほかのスペックは夏モデルと同様で、チップセットはATI Radeon Xpress 200/IXP450、PC2-4200対応のメモリは1Gバイト、HDD容量は320Gバイト、そしてDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを備える。ボディサイズは66(幅)×341(奥行き)×352(高さ)ミリで、USB接続のFeliCaポートが付属する点も変わりない。
OSはWindows Vista Home Premiumで、Office Personal 2007が付属する。価格はオープンプライスで、予想実売価格は夏モデル登場時と同じ18万円前後だ。発売時期は9月上旬予定で、直販のNEC DirectではCPUやHDD、OSやオフィススイートなどのBTOが可能な「VALUESTAR G タイプL スリム」が用意されている。
VALUESTAR L スリムタイプの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VALUESTAR L | VL300/KG | セパレート型 | マイナーチェンジ | Pentium Dual-Core E2140(1.6GHz) | 1024MB | 320GB | Home Premium | 18万円前後 |
VALUESTAR L スリムタイプの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
VALUESTAR L | VL300/KG | 17インチスクエア | 1280×1024 | ATI Radeon Xpress 200 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | - | 約8.2キロ |
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