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アキバ史に残るか? 2007年初秋――大型店舗の「明」と「暗」古田雄介のアキバPickUP!(4/4 ページ)

9月6日にソフマップタウンの軸となる「ソフマップ秋葉原本館」がオープンし、台風9号の影響にも関わらず長蛇の列ができた。一方、ザ・コンと石丸電気各店は閉店セールを実施している。

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ギガバイト製電源ユニットとASUSTeKのサウンドカードに注目が集まる

 今週の水曜日、ギガバイトの電源ユニット「ODIN GT」が複数のショップに入荷した。定格電力が800ワットと550ワットの2モデルあり、800ワットタイプは3万円弱、550ワットタイプは1万8000円前後で出回っている。どちらも在庫は少数だ。

 ODIN GTは付属ソフト「P-Tuner」を使って、ファンの回転数や電圧の調整、消費電力の監視などが行えるATX電源。「ソフトで設定できる電源はこれまでなかったと思います。ファンコントローラなどにこだわるユーザーに人気を集めそうですね」(TSUKUMO eX.)という。

 なお、特に人気を集めているのは550ワットタイプというショップが多かった。「800ワットなら電圧を調整しなくてもほとんどのマシンで使えますし。P-Tunerの醍醐味を味わうなら、SLIなどを構築したハイスペックマシンを550ワット電源で動かすのが一番楽しいですよ」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのことだ。

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左が「ODIN GT 550W」、右が「ODIN GT 800W」(写真=左)。14センチファンを備えている(写真=右)

 同じく水曜日に、ASUSTeKからサウンドカード「XONAR D2/PM」が発売された。価格は2万円前後で、在庫は潤沢だ。

 XONAR D2/PMは8chサラウンド出力が可能なPCI型のサウンドカードで、S/N比は118デジベルとなる。高価な製品のため様子見のユーザーが多いが、週末にかけて徐々に人気が出ると予想するショップがいくつかあった。

 ツートップ秋葉原本店は「映像と音の負荷を分散させたいヘビーゲーマーに人気が出そうですね。サウンドカードはクリエイティブメディアとオンキヨーが強いですが、ゲーマーが好むのは昔からクリエイティブメディア。XONAR D2/PMがどれだけ食い込んでいけるかが見物ですね」と話していた。

ASUSTeK「XONAR D2/PM」

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