真の“X38環境”は年末商戦で完成する?:古田雄介のアキバPickUP!(3/4 ページ)
X38マザーが解禁となり、ギガバイトとASUSTeKから計2モデル登場。ただし、最新チップセットの性能を堪能できる環境が整うのは、もう少し寒くなってからのようだ。
IFX-14だけじゃない!! 秋に登場した大型CPUクーラー4連発
肌寒くなってきたこの時期に、なぜか大型CPUクーラーの新製品ラッシュが起きている。先述の「IFX-14」以外にも、クーラーマスターとザルマンから計4種類の派手なモデルが登場した。
クーラーマスターの「CM Sphere Black」は、中央のブロアーファンをフィンで囲った球状のデザインが印象的なCPUクーラー。2006年10月に登場した同社の「Mars」を彷彿とさせる外観だが、ファンの回転数を2200rpmと強化している。また、同じくクーラーマスターの「Hyper 212」はツインタワー型のクーラーで、12センチファンを標準で搭載している。対応ソケットはともにLGA775とSocket AM2/940/939/754。
ザルマンからは、ファンの周りをフィンで円形に囲んだ2モデルが登場。「CNPS8700 NT」はCPUソケットとファンが平行に固定されるデザインで、フィンの外装はニッケルメッキで仕上げている。対応ソケットはLGA775とSocket AM2/940/939/754。もう1つの「CNPS9500A LED」は、ファンがCPUに対して垂直に立つデザイン。3本のヒートパイプを通しており、中央のファンにはLEDランプを仕込んでいる。対応ソケットはLGA775とSocket AM2/940/939/754/478。
冷却パーツがよく売れるとされる夏から時期をずらして登場したこれらのCPUクーラーについて、TSUKUMO eX.は「単に夏に間に合わなかっただけだと思います。ただ、大型のCPUクーラーはCPUの乗せ替え時に売れるため、季節との関連性は薄いですね。メーカーもそれに気づいているので、真冬にも面白いクーラーが登場するかもしれません」と話していた。
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