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HP増収増益、中国向けPC販売が好調
HPの8~10月期決算は、売上高は前年同期比15%増、純利益は同28%増。ノートPCや中国向けが好調なパーソナルシステム部門や、ソフトウェア部門が貢献。
米Hewlett-Packard(HP)が11月19日に発表した同社第4四半期(8~10月期)決算は、売上高は283億ドルで前年同期比15%増、純利益は同28%増の22億ドル(1株当たり81セント)だった。併せて、新たに80億ドル分の自社株買い戻しを承認したことも発表した。
部門別の売上高は、パーソナルシステム部門が前年同期比30%増の101億ドルと好調。中でも中国での売上高が2倍以上伸びた。製品別では、ノートPCの売上高が49%増えたのに対し、デスクトップは15%増だった。PCの出荷台数は前年同期を31%上回った。
イメージング・プリンティング部門の売上高は前年同期比4%増の76億ドル。エンタープライズストレージ・サーバ部門は10%増、サービス部門は7%増、金融サービス部門は21%増。ソフトウェア部門は昨年買収したMercuryの事業が好調で、売り上げが倍増した。
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通年の売上高は前年比14%増の1043億ドル、純利益は17%増の73億ドル(1株当たり2.69ドル)だった。
今後の見通しについては、第1四半期(11~1月期)の売上高を274億~275億ドル、1株当たり純利益を75セントと予想。通年では、売上高を約1115億ドル、1株当たり純利益を3.12~3.17ドルとみている。
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