アキバに10万円超のパーツが続々、ボーナスの使い道は？：古田雄介のアキバPickUp！（2/4 ページ）

GeForce 8800GT人気が冷めないまま、“脱リファレンス”モデルが続々登場

　高級パーツが好調に売れているが、今週の一番人気は、どこのショップも“2スロの88GT”を上げた。

　GeForce 8800 GT搭載のグラフィックスカードが初登場から約1カ月経過し、各ベンダーから独自のクーラーを搭載するラインアップが拡充された。その中でも2スロット占有する大型クーラーを備えたモデルに人気が集中しているのだ。高速電脳は「初回のリファレンスデザインタイプですら品薄が続いていますが、2スロット占有型を入荷したら日をまたぐことなく売れますね」と語る。

　今週登場した“2スロの88GT”はInnoVISIONの「inno3D I-8800GTW-H5GTCDS」で、価格は3万6000円弱。先週登場のASUSTeK製2スロカード「EN8800GT/G/HTDP/512M R2」がすでにレアモノ扱いになっていることもあり、こちらもまもなく入手困難になるとみられている。

　リファレンスデザインのGeForce 8800 GT搭載カードは1スロット占有のクーラーを採用しているが、GPUの人気に反して評判はあまりよくない。某ショップは「無理矢理1スロットにしたので、排熱に不安があります。スペース的に設置可能でも、隣接するスロットに装着するのは避けたほうがいいですね。やっぱり、無理せずに2スロット占有型のクーラーを搭載するのがベストですよ」と語る。

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