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デザイン一新でスペックを強化――「dynabook AX」2008年PC夏モデル

東芝のバリュークラスノートPC「dynabook AX」の2008年夏モデルは、スペックを全面的に強化。高級感のある新デザインボディも見どころだ。

dynabook AX

 Celeron搭載のコストパフォーマンスモデル「dynabook AX」は、春モデルと同様に4製品がラインアップされる。CPU/メモリ/HDD容量を強化し、基本スペックを向上させたほか、光沢感のある塗装やフラットなタッチパッドでデザインを一新した新型ボディが目を引く。ちなみに、このデザインは上位モデルのTXシリーズと共通化されており、ブラックとホワイトにピンクを加えた3色のバリエーションも用意されている。バリュークラスながら高級感も増した印象だ。

 発売日は4月下旬を予定。価格はオープンで、予想実売価格は「AX/55F」が15万円前後、「AX/54F」が14万円台半ば、「AX/53F」が14万円前後、「AX/52F」が13万円台半ばだ。

 基本スペックは4製品共通で、CPUはCeleron 550(2.0GHz)、メモリは2Gバイト、HDDは160Gバイトを装備。下位のAX/52Fを除く3モデルはHDMI出力とFelicaポートを新搭載した。また、最上位のAX/55Fは液晶ディスプレイが高色純度/高輝度タイプの2灯式Clear Super View液晶となっている。

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 本体カラーはAX/55FおよびAX/54Fがブラック、AX/52Fがホワイト。AX/53Fはプレシャスブラック/リュクスホワイト/スウィートピンクの3バリエーションを選択可能だ。全モデルにMicrosoft Office Personal 2007が付属するほか、AX/54FはPowerPoint 2007もプリインストールされている。

2008年夏モデルは、新色ピンクを加えた3色のカラーバリエーションで展開する(写真=左)。曲線を基調としたハイグロス仕上げのボディはTXシリーズと共通化されており、高級感がある(写真=中央)。上位3モデルは背面にHDMI端子を搭載。リビングの大画面TVに出力できるほか、同社製TV「REGZA」のリモコンでPCを操作できるレグザリンクにも対応する(写真=右)
dynabook AXの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
dynabook AX AX/55F(B) 2スピンドル フルモデルチェンジ Celeron 550(2.0GHz) 2048MB 160GB Home Premium(SP1) 15万円前後
AX/54F(B) 2スピンドル フルモデルチェンジ Celeron 550(2.0GHz) 2048MB 160GB Home Premium(SP1) 14万円台半ば
AX/53F(W/B/P) 2スピンドル フルモデルチェンジ Celeron 550(2.0GHz) 2048MB 160GB Home Premium(SP1) 14万円前後
AX/52F(W) 2スピンドル フルモデルチェンジ Celeron 550(2.0GHz) 2048MB 160GB Home Basic(SP1) 13万円台半ば
dynabook AXの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
dynabook AX AX/55F(B) 15.4インチワイド 1280×800 Intel GL960 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約2.7キロ
AX/54F(B) 15.4インチワイド 1280×800 Intel GL960 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約2.7キロ
AX/53F(W/B/P) 15.4インチワイド 1280×800 Intel GL960 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約2.7キロ
AX/52F(W) 15.4インチワイド 1280×800 Intel GL960 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約2.7キロ

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