最新GPUを搭載した18.4型ワイドのプレミアムノート――「dynabook Qosmio GX」:2008年PC秋冬モデル
1680×945ドット表示対応の18.4型ワイド液晶を搭載し、グラフィックス機能にGeForce 9600M GTを採用した高性能モデルが登場した。
地デジ機能を搭載しない高性能ノートPC「dynabook Qosmio」シリーズのラインアップに、「dynabook Qosmio GX/79G」が加わった。夏モデルで登場した「dynabook Qosmio FX/77G」の上位モデルに位置付けられる製品で、FX/77Gが15.4型ワイド液晶だったのに対し、GX/79Gは18.4型ワイド(1680×945ドット表示)を搭載する。またボディサイズにあわせて、キーボードは10キー付きの日本語109キーになった。スペックを見ると、東芝のフラッグシップノートPC「Qosmio G50」から地デジチューナーや「Spurs Engine」などのテレビ機能を省いたモデルという印象だ(ただし、画面解像度は1920×1080ドット表示対応のG50に比べて一回り狭い)。
基本システムは、Core 2 Duo T9400(2.53GHz)とIntel PM45 Expressの組み合わせた構成に、2Gバイトのメモリ(PC2-6400)と250GバイトのHDDを搭載し、グラフィックス機能として、NVIDIA GeForce 9600M GTを採用する。同社の直販モデルには、GeForce 9800M GTX搭載のゲーミングモデル「dynabook Qosmio WXW/79GW」などもあるが、店頭向けモデルではQosmio G50と並ぶ最高のグラフィックス性能を誇る。光学ドライブには2層対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載。このほか、133万画素のWebカメラやharman/kardon製3スピーカー(ステレオ+サブウーファ)、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANなど機能面も充実している(ただし、FeliCaポートは搭載していない)。
インタフェースは、SD/SDHC/xD/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロットとExpressCard /34 /54スロットのほか、USB 2.0×4、IEEE1394、eSATA(USB 2.0×1と共用)、HDMI出力、アナログRGB、S-Video出力、光デジタル音声出力/ヘッドフォン共用端子、マイク入力、ギガビットLANなどを装備する。本体サイズは452.3(幅)×311(奥行き)×38.2~48.3(高さ)ミリ、重さは約4.6キロ。
OSはWindows Vista Home Premium。オフィススイートとしてMicrosoft Office Personal 2007(SP1)とPowerPoint 2007(SP1)がプリインストールされるほか、横スクロール機能付きの光学式マウスが付属する。発売日は9月上旬予定で、実売予想価格は23万円台半ばになる見込み。
dynabook Qosmio GXシリーズの概要(その1) | ||||||||
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dynabook Qosmio GX | GX/79G | 2スピンドル | 新モデル | Core 2 Duo P8400(2.26GHz) | 2048MB | 250GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 23万円台半ば |
dynabook Qosmio GXシリーズの概要(その2) | ||||||||
dynabook Qosmio GX | GX/79G | 18.4型ワイド | 1680×945ドット | Intel PM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | GeForce 9600M GT | Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 | 約4.6キロ |
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