「まだ折れてない」――ツクモの再起動に街は“スパイス入り”の歓迎ムード:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)
商品在庫が差し押さえられた九十九電機が、ツクモ9号店をオープンし、再び復活をめざして動き出した。ほかのPCパーツショップは驚きながらも歓迎するムードだが、“ひと言ある”人が多い様子。
「久々にカノープスの本気を見た」――SpursEngine搭載カード「FIRECODER Blu」がデビュー
前号でお伝えしたリードテックの「WinFast PxVC1100」に続き、東芝の動画編集専用チップ「SpursEngine」を搭載した拡張カードがトムソン・カノープスから登場した。モデル名は「FIRECODER Blu」で、価格は5万円弱。在庫はやや少数だ。
FIRECODER BluはSpursEngineを搭載したPCI Express x1カードで、H.264とMPEG-2のトランスコードをハードウェアで処理するほか、オーサリング処理などもCPUに負荷をかけずに行うことができる。また、SD画質の映像をHD映像相当にアップスケーリングする機能も備えている。Blu-ray DiscやDVDライティングやトランスコードができる独自ソフト「FIRECODER WRITER」を付属しているのも特徴だ。
入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「WinFast PxVC1100とくらべて2万円高いため、まだあまり売れていません。ただし、日本で基板を製造し、独自のソフトを付属するなど、カノープスの本気度がうかがえる製品です。品質の高さから、今後伸びてくると思いますよ」と期待を寄せていた。
一方、WinFast PxVC1100も再入荷をすませたショップが多く、現在は比較的入手しやすい状況となっている。
なお、12月6日には、SpursEngineの性能をアピールするユーザーイベントが東芝主催で開催される。場所はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店だ。
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