3Dゲームがサクサク動く高性能モデル――「dynabook Qosmio GX/FX」:2009年PC春モデル
東芝の「dynabook Qosmio」シリーズは、フラッグシップに並ぶ性能を備えつつ、地デジ機能を省いたハイエンドモデルだ。春モデルでは基本性能を強化し、さらに快適に3Dゲームを楽しめるようになった。
東芝のPCラインアップで“プレミアムスタンダードノートPC”に位置付けられる「dynabook Qosmio」シリーズは、フラッグシップのQosmioシリーズと同じボディに高性能なパーツを盛り込みつつ、地デジ機能や「Spurs Engine」を省くことで価格を抑えたハイパフォーマンスモデルだ。アスペクト比16:9の18.4型液晶ディスプレイ(1680×945ドット表示)を搭載する「dynabook Qosmio GX」(GX/G8H)と、15.4型ワイド液晶ディスプレイ(1280×800ドット表示)を搭載する「dynabook Qosmio FX」(FX/G7H)という2つのモデルがラインアップされている。
2009年の春モデルでは、従来機に比べて大幅なモデルチェンジは行われていないが、CPUとメモリ、HDD容量を強化し、基本性能の底上げが図られている。具体的には、「GX/G8H」「FX/G7H」ともに、CPUに2.4GHz駆動のCore 2 Duo P8600を採用し、メモリ容量を4Gバイト(PC2-6400×2)に増強、HDD容量も320Gバイトに拡大した。一方、高いグラフィックス性能を実現するGeForce 9600M GTをはじめ、2層対応のDVDスーパーマルチドライブや、IEEE802.11b/g/n(ドラフト2.0)といった機能面は従来モデルを踏襲している。ボディデザインも同様だ。
インタフェースは、SD/SDHC/xD/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロットとExpressCard /34 /54スロット、USB 2.0×4、IEEE1394、eSATA(USB 2.0×1と共用)、HDMI出力、アナログRGB、S-Video出力、光デジタル音声出力/ヘッドフォン共用端子、マイク入力、ギガビットLANなど。また、上位の「GX/G8H」には10キー付きの日本語109キーボードが搭載される。
OSはWindows Vista Home Premium(SP1)、オフィススイートとしてMicrosoft Office Personal 2007(SP1)とPowerPoint 2007(SP1)がプリインストールされる。予想実売価格は「GX/G8H」が24万円前後、「FX/G7H」が21万円前後で、前者が12月下旬、後者が1月上旬より発売される予定だ。
dynabook Qosmioシリーズ春モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
dynabook Qosmio GX | GX/G8H | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo P8600(2.4GHz) | 4GB | 320GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 24万円前後 |
dynabook Qosmio FX | FX/G7H | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo P8600(2.4GHz) | 4GB | 320GB(5400rpm) | Windows Vista Home Premium(SP1) | 21万円前後 |
dynabook Qosmioシリーズ春モデルの概要(その2) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | オフィススイート | 重量 |
dynabook Qosmio GX | GX/G8H | 18.4型ワイド | 1680×945ドット | Intel PM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | GeForce 9600M GT | Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 | 約4.7キロ |
dynabook Qosmio FX | FX/G7H | 15.4型ワイド | 1280×800ドット | Intel PM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | GeForce 9600M GT | Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 | 約3.3キロ |
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