アキバに広がる九十九電機“苦境の破片”:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
九十九電機各店舗が3月13日から徐々に営業の再開を始めた。しかし、新品PCパーツの取り扱いが遅れ、eX.印のアウトレット品が大量に発生するなど、裏事情が透けてしまう部分も……。
そのほかの新製品×3+クレバリーの定額給付金系キャンペーン!!
3月上旬に登場し、SSD市場で最も注目を集めているOCZの「Vertex」シリーズに、30Gバイトと250Gバイトモデルが追加された。30Gバイト「OCZSSD2-1VTX30G」は1万2000円から1万8000円、250Gバイト「OCZSSD2-1VTX250G」は6万円~8万4000円で出回っている。在庫はどちらも少数だ。
Vertexシリーズは新開発の内部構造を採用し、250Gバイトタイプでリード250Mバイト/秒、30Gバイトタイプで230Mバイト/秒の転送速度を実現した高速モデル。パソコンショップ・アークは「RAIDを組むために30Gバイトタイプを複数台購入される方もいましたね。60Bバイトと120Gバイトモデルは入荷待ちです」と語る。
汎用ファンの新製品も豊富だ。abeeからは丸洗いできる12センチファン「NT12-WP」と「NT12-WP-BL」が登場。ブラック筐体のNT12-WPは1800円前後で、青色LED搭載のクリアタイプであるNT12-WP-BLは2000円前後で販売されている。在庫は潤沢だ。「ファンなのに3年間のメーカー保証が付いているのも特徴ですね。ホコリがたまったら水洗いして、新品同様の状態に復活できるのがうれしいです。価格も平均的ですし、売れると思います」(ソフマップ秋葉原本館)とのこと。
また、オウルテックは汎用ファンではめずらしいパステルカラーを採用した8/9/12センチファンをリリースしている。価格は8センチタイプ「OWL-FY0825L」が1500円弱、9センチタイプの「OWL-FY0925L」が1500円前後、12センチタイプの「OWL-FY1225L」が1800円前後だ。
カラーバリエーションはクリアホワイトとアイスブルー、スカイブルー、ライムグリーン、エメラルドグリーン、レモンイエローにピンクの7種類。「ブラック系がPCパーツの主流になっているので、新しいデコレーションができそうですね。入荷したばかりで売れ行きは不透明ですが、定番化したら面白いアイテムだと思います」(T-ZONE.PC DIY SHOP)という。
最後は、クレバリーが3月中旬からスタートさせるキャンペーンだ。自治体によってはすでに給付が始まっている定額給付金に絡めた特価キャンペーンで、1万2000円をキーワードに通常売価よりもお得なセールを行うという。
同店は「おそらく全国で給付が始まるまで続けると思うので、息の長いキャンペーンとなるでしょう。対象商品は時期によって変動すると思いますが、とりあえず1万2000円をもらったら、クレバリーに足を運んでみてください」と語っていた。
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