AV機器でも使える製品を──かなり増えてきた無線LANルータの新たなニーズ：PC周辺機器販売ランキング（2011年6月20日～6月26日）（1/3 ページ）

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ブロードバンドルータ：バッファロー「WHR-G301N」変わらず人気

　ブロードバンドルータ製品の販売状況は、売れ筋こそ大きな変化はないものの、量販店店員による地デジ需要と連動した購買需要がこのカテゴリでも増えている。

　「テレビやレコーダーもつながるのか」という質問を受けることが多くなったと店員氏。新たに購入した地デジ対応AV機器の多くはネットワークに接続することで、テレビ機能とWebサービスの連携（番組を見ながら、その番組に関するTwetter発言をチェックできる機能など）やネットワーク配信型のビデオオンデマンドサービスといった機能を利用でき、PCやその他AV機器も含めた家庭内LAN（ホームネットワーク）内で録画した番組を共有して視聴できる機能なども備える。

　このような層には「5GHz帯無線LAN対応」および「ハイパワー仕様」、「イーサネットコンバータとのセットモデル」といった特徴を持つモデルを勧めているようだ。ベーシックな2.4GHz帯より電波干渉の影響が少ない5GHz帯を用い、離れた部屋でも電波が届くハイパワー出力の仕様、あわせて（有線LANは備えるが）無線LAN機能は内蔵しないAV機器も“無線LAN化”できるイーサネットコンバータを──といった具合だ。

　5GHz帯対応モデルは、今回バッファロー「AirStation WZR-HP-AG300H」、NECアクセステクニカ「AtermWR8700N」がランクインした。なお、AtermWR8700Nにはイーサネットコンバータもセットにした「PA-WR8700N-HP/NE」が、バッファローは別売りイーサネットコンバータキット「WLAE-AG300N/V2」なども併売されている。

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