動作クロックは1.65GHz──デル、未発表Fusion APUを搭載する「Inspiron M102z」:みんなが、ビックリしています
デルは、自社Webページで8月9日から「Inspiron M102z」新モデルの受注を開始した。新モデルは、AMDが発表していない「E-450」を搭載する。
なぜかデルが明らかにする、E-450のスペック
Inspiron M102zは、11.6型液晶ディスプレイ(解像度は1366×768ドット)を搭載する携帯利用を想定したノートPCだ。本体サイズは292(幅)×205(奥行き)×24.3~35.0(厚さ)ミリ。重さは、6セルバッテリー搭載時で約1.56キロ、9セルバッテリー搭載時で約1.74キロになる。バッテリー駆動時間は、6セルバッテリー(56ワットアワー)で最大約9時間、9セルバッテリー(90ワットアワー)で最大15時間とされている。
メモリはDDR3-1333を2Gバイト、もしくは、4Gバイトを搭載。どちらの場合もメモリは1枚のみの実装となる(メモリスロットは1基空く)。HDDは7200rpm500Gバイトのデバイスを内蔵する。
本体搭載のインタフェースは、USB 2.0が3基に7-in-1メディアカードリーダ、100BASE-TXまで対応する有線LAN、アナログRGB出力にHDMI出力を備える。また、無線接続では、IEEE 802.11b/g/nに対応するほか、Bluetooth ver.3.0+HSも利用できる。OSは、64ビット版 Windows 7 Home Premiumを導入する。
新モデルでは、AMDのFusion APUでTDP18ワットのE-450を搭載する。このAPUは、AMDから正式に発表されておらず、8月10日時点でAMDはスペックについて何も明らかにしていない。デルに確認したところ、公式の回答として、動作クロックは1.65GHz、統合するグラフィックスコアはRadeon HD 6320でコアクロックがベース508MHz、最高で600MHz、内蔵するRadeonコアの数は80であることを明らかにしている。
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