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「また5980円で売りますよ」――激安SSDフィーバー再び週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

アキバで突然起きたインテル製SSD「510」シリーズ120Gバイトの超特価ブーム。単発入荷で終わると思われたが、同じ価格で再入荷するショップが登場し、さらに別ブランドへの影響も。

「8000円切りは“普通の安さ”になってしまいましたね」

先週PC DIY SHOP FreeTに張り出された510シリーズのPOP

 先週のアキバは、インテルの旧世代SSD「510」シリーズの120Gバイトモデルが4980~5980円の超特価で売りだされて話題を集めた。複数のショップが同時にこの価格帯で売り出したのは、何かしらの理由で代理店側からの価格設定が低く設定されていた背景があったと推測され、多くのショップは売り切れ御免のスポット入荷的なものとみなしていた。

 しかし、今週も同様の価格で若干数の510シリーズ120Gバイトを再入荷するショップが出現。ツートップ秋葉原本店やフェイス秋葉原本店など、週末に5980円で120GバイトSSDを売り出すストックを確保しているショップもある。日曜日に再入荷分を売り出す予定があるというPC DIY SHOP FreeTは「一応、隠し球で持っていたというところもありますね」とコメントしている。

 そのほかにも、今週は低価格な120~128GバイトSSDの売れ行きが各ショップで加速していた。TSUKUMO eX.は「510シリーズ以降はインパクトが薄くなりましたが、120Gバイトで8000円切りするモデルは複数あって、安定して売れています」と語る。

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 ソフマップ秋葉原本館も「8000円切りは普通の安さになってしまったので、日替わり特価のSSDなどは6980円に設定したりしています。なかなか6000円切りとはいきませんが、それでもほかのSSDを安い方向に引っ張っている感がありますね」と、510シリーズ120Gバイトの影響を示唆していた。

 一方で、120Gバイトクラスで1万円を超える高級モデルも安定した人気があるそうだ。TSUKUMO eX.は「プレクスターのM5 Proシリーズは128Gバイトモデルが1万1480円ですが、ランダムアクセスの速さが評判になっていてヒットしています。そういう部分を気にする人は高価でもハイスペック志向で選びますね。ある意味二極化しているのかもしれません」と話していた。

ソフマップ秋葉原本館のSSDコーナー。取材した金曜日に日替わり特価で6980円となっていた、クルーシャルのm4シリーズ128Gバイトモデルが一番人気だった(写真=左)。TSUKUMO eX.の特価SSDのPOP。手前の8000円以下シリーズと奥にあるM5 Proのような高性能シリーズのどちらもヒットしているという(写真=右)
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