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大型クリックパッドでWindows 8も使いやすいAVノート──「dynabook Qosmio T752」2012年PC秋冬モデル

東芝は、10月19日にアルミボディを採用するデジタルチューナー搭載ノートPCの新モデルを発表した。

ようやく、大型クリックパッドが生きてくる

 「dynabook Qosmio T752」は、アルミボディにヘアラインをあしらったデザイン重視のボディを採用するデジタルチューナー搭載ノートPCだ。Core i7-3630QM(2.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を搭載する「T752/V8G」と、Celeron B830(1.8GHz)を搭載する「T752/V4G」を用意する。出荷開始は10月26日の予定で、実売予想価格はT752/V8Gが18万円前後、T752/V4Gが13万円前後とみられる。カラーバリエーションでは、それぞれ「ライトシルバー」と「ダークシルバー」をそろえる。アイソレーションタイプのキーボードとWindows 8を意識した大サイズのクリックパッドを搭載するほか、標準構成でレーザー方式のワイヤレスマウスが付属する。

 T752/V8Gのハードウェア構成は、システムメモリが1600MHz動作のDDR3を標準構成で8Gバイト(4Gバイト×2)載せ、チップセットはIntel HM76 Express、グラフィックス機能はCPUに統合したIntel HD Graphics 4000を利用する。液晶ディスプレイのサイズは15.6型ワイドで解像度は1366×768ドット。本体サイズは385(幅)×252.5(奥行き)×27.7~31.4(厚さ)ミリで、重さは約2.7キロ。

 本体搭載インタフェースには4基のUSB 3.0のほかにメディアブリッジスロット、有線LAN、ヘッドフォン端子、HDMI出力を用意する。データストレージには容量1TバイトのHDD(5400rpm)のほか、光学ドライブとして、BDXL対応Blu-rayドライブを本体に内蔵する。無線接続ではIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBletooth 4.0を利用できる。

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 本体には、地上デジタル、BS、110度CSに対応するデジタルチューナーを2基搭載。サウンド機能では、従来のdynabook Qosmio T700番台シリーズと同様にharman/kardonステレオスピーカーを本体に内蔵する。

 OSは64ビット版のWindows 8を導入するほか、オフィスアプリケーションとしてMicrosoft Office Home & Business 2010(SP1)を用意する。さらに、Adobe Photoshop Elements 10、Adobe Premirer Elements 10を標準で導入する。

 T752/V4Gは、15.6型サイズの金属ボディは上位モデルと同じく、内蔵テレビチューナーを地デジ×1に、メインメモリを4Gバイト、ストレージを750GバイトHDDとした。

従来モデルと同じく、カラーバリエーションに「ダークシルバー」(写真=左)と「ライトシルバー」(写真=右)を用意する
dynabookシリーズ店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD/SSD OS 実売価格
dynabook T752 T752/V8G (2色) 2スピンドル Win 8採用、CPU強化 Core i7-3630QM (2.4GHz/最大3.4GHz) 8GB (DDR3) 1TB 64ビット版 Windows 8 18万円前後
T752/V4G (2色) 2スピンドル Win 8採用、CPU強化 Celeron B830 (1.8GHz) 4GB (DDR3) 750GB 64ビット版 Windows 8 13万円前後
dynabookシリーズ店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV/オフィス 重量
dynabook T752 T752/V8G (2色) 15.6型ワイド 1366×768 Intel HM76 BDXL対応 Blu-ray Disc CPU統合 (HD 4000) 3波デジ / Office Home and Business 2010 約2.7キロ
T752/V4G (2色) 15.6型ワイド 1366×768 Intel HM76 BDXL対応 Blu-ray Disc CPU統合 地デジ / Office Home and Business 2010 約2.7キロ

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