右と左のどちらに寄せる? こだわりを体現するSSDマウンタに注目:古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)
親和産業から、右寄せと左寄せ、中央寄せ、2段配置の4パターンのSSDマウンタが登場。その使い分けによって、PCケース内部を最適化する!
3.5型ベイをただ2.5型化するだけじゃない――こだわりのSSDマウンタ
先週、親和産業からレイアウトにこだわった2.5型SSD/HDDマウンタが登場した。3.5型ベイに左寄せで固定できる「SST-NMT304」と、右寄せできる「SS-NMT305」、1つの3.5型ベイに左右ずらしで上下2段に固定できる「SS-NMT306」、中央ぞろえで前後のネジ穴も対称の「SS-NMT307」の4種類で、価格は順に740円、740円、1080円、580円となる。製造は長尾製作所だ。
3.5型ベイ内部の固定位置を調整することで、ケーブル類の物理的な干渉が防げるメリットがある。タテに2つの2.5型ドライブが並んでいると、一般的な電源ケーブルは隙間不足で装着が困難になるほか、L字のデータケーブルが使えない場合もある。各ドライブを左右に振り分けることで、これらの問題が解消できるのだ。
売れ行きの動向はまだ見えていないが、入荷したTSUKUMO eX.は「単に3.5型ベイを2.5型ベイ化して空間を殺すのではなく、より合理的に空間が切り取れるようになります。こういう選択肢があると、自然とPCケース内の細かな配置まで意識できるようになるので、応援したいですね。最近、長尾製作所が製造するユニークなパーツが増えてきてうれしいです」と高く評価していた。
レイアウトにこだわるという意味では、見た目重視で寄せる方向をそろえるのもありだ。実際、ケーブルの見え方まで気にするユーザーには、表に出るケーブルの長さや色まで気を配る例があるという。同じタイミングで登場した、黒一色のメイン電源延長ケーブル「WAX-2415BK」も、そうしたこだわり派に注目されているそうだ。メーカーはアイネックスで、価格は720円前後だ。
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