特集

第6回 Windows RTで使えるアプリはいくつある?――「Surface RT」「Surface RT」の“ここ”が気になる(1/2 ページ)

「Surface RT」日本向けモデルの特徴や気になるポイントを追っていく。第6回はWindowsストアについてだ。定番のアプリはWindows RTでも使えるのか。そしてSurface RTで使えるアプリがどれだけあるのか集計してみた。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Surface RTはWindowsストアアプリしか使えません

Surface RTを含むWindows RT搭載マシンはx86/x64用に開発されたアプリを利用できない

 前回前々回と2回に渡って「Surface RT」に標準で搭載するオフィススイート「Office 2013 RT」をチェックしてきた。

 Office 2013 RTはOSに標準で付属しているが、これはSurface RTをはじめとするWindows RTマシンがx86/x64用に開発されたWindows用アプリ(マイクロソフトは「デスクトップアプリケーション」と呼んでいる)やデバイスドライバと互換性がないことに起因する。フル版のOffice 2013はWindows RTマシンでは利用できないのだ。ユーザーが利用可能なアプリは、Windows RT対応のWindowsストアアプリに限られる。

 よって、Windows RT対応アプリがSurface RTの使い勝手を左右する。Windows 8リリース以降、マイクロソフトもWindows 8/RT向けアプリのラインアップを増やそうと、アプリの開発コンテストなどさまざまな施策を行っているが、今回はWindows RT対応アプリが現状でどれだけ充実しているのか調べてみよう。

advertisement

Windowsストアアプリは充実しているか?

 Surface RTはWindowsメール、カレンダー、メッセージング(チャット)、フォト、SkyDrive、Internet Explorer 10、Bing、Xboxミュージック、Xboxビデオ、Xboxゲーム、そしてOffice 2013 RTを標準でプリインストールしており、これ以外のアプリはMicrosoft版のオンラインアプリストア「Windowsストア」からダウンロードする。

 Windowsストアでは、アップルが提供するApp Storeと同じようにアプリがジャンル別に分かれており、それぞれのジャンルの人気アプリや新着アプリを一覧できる。人気アプリを選択すると、最大100個のアプリが出てくるが、App StoreやGoogle Playと異なり順位を記載していないため、どれが人気か分かりにくい。

Windowsストアでは、App Storeと同じようにアプリがジャンル別に分かれている(写真=左)。人気が高いアプリの一覧はダウンロード数が多いアプリを取り上げているものと思われるが、順位がなく星の数(評価)もバラバラなので、どれが人気なのか分かりにくい(写真=右)

 ストアのラインアップは、App StoreやGoogle Playと大きく異なるが、「LINE」や「Twitter」といったソーシャルアプリや、「Evernote」や「Dropbox」などのクラウド系サービス、「クックパッド」や「HOT PEPPERグルメ」といった料理や店探しのアプリなど“超定番”のアプリはそろいつつある。

 ただし、公式の「Facebook」アプリや「Googleマップ」など重要と思われるものでも提供されていない場合があり、アプリのデキ自体もまちまちだ(Webブラウザからサービスを利用する手はある)。特にゲーム系アプリのラインアップは弱い印象を受けた。個人的にはApp StoreやGoogle Playで盛り上がっているソーシャルゲームなどもあると、さらに楽しめそうだと感じた。

ゲームのジャンルでは、マイクロソフト純正ゲーム(マインスイーパーなど)のほかにトランプゲーム大富豪が遊べる「大富豪WIN LITE」(写真=左)やアルパカ育成ゲーム「アルパカ牧場」(写真=中央)、パズルゲーム「BubbleBreaker」(写真=右)などが人気だ

 なお、WindowsストアアプリにはWindows 8のみに対応し、Windows RTでは動作しないアプリもあるので注意が必要だ。既にWindows/Android/iOSすべてのバージョンがあるようなメジャーなタイトルであっても、Windows RTでは使えないアプリもある。例えば乗換案内アプリの「乗換NAVITIME」はWindows RTでも使えるが、「駅すぱあとPersonal」はWindows RTに対応しない(Windows 8でしか使えない)といった具合だ。

ストアの検索はチャームで行う(写真=左)。Windows RTに対応しているかどうかは、アプリ概要の「サポートされているプロセッサ」を確認すればよい。ARMと書いていればWindows RTに対応している(写真=右)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も
  2. 片手で持てる55万円の超ハイスペックミニPC「MINIX ER939-AI」が登場! 夏向け冷却台の新製品も
  3. 「実は社長を狙ってました(笑)」──元日本MS幹部が語るグーグル・クラウドへ移籍した理由と「伸び代しかない」日本のAI市場の今後
  4. デスクワークの疲労を“電動ストレッチ”でリセット 座面にファンを内蔵した次世代ワークチェア「Omni Pro」や大柄な人向け専用モデルがLiberNovoから
  5. 鉄道運転シミュレーターが楽しくなる! 「ズイキマスコンPRO」(クラファン版)を買って使ってみた
  6. スマートウォッチとの“2台持ち”がはかどる! 約12gで画面レスの「Google Fitbit Air」とパーソナルAIコーチの実力を試す
  7. 6台の機器を同時に急速充電できる「Anker Charger (112W, 6 Ports, GaN)」がセールで20%オフの3990円に
  8. 所有しているのに、手元にないように感じる不思議さ ミニスパコン「NVIDIA DGX Spark」と過ごした1カ月
  9. ロジクール、エルゴデザイン筐体を採用したスタンダードワイヤレスマウス
  10. 一部PCでWindows 11(バージョン 24H2/25H2)で5月のセキュリティ更新をインストールできない事象 今後の更新で解消予定(暫定回避策あり)