調査リポート
4月のPC出荷台数、前年比で30%ダウン ノートPCの落ち込み激しく:モバイルノートは比較的堅調
JEITAが2013年4月度の国内PC出荷台数を発表。出荷台数、金額ともに前年比で30%以上減っている。
電子情報技術産業協会(JEITA)はこのほど、2013年4月の国内PC出荷台数を発表した。出荷台数は前年同月比30.8%減の64万9000台。内訳は、デスクトップPCが前年同月比18.2%減の18万8000台、ノートPCが同34.9%減の46万2000台だ。
ノート前年比で30%以上の大幅な落ち込みだが、ノートPCのうちUltrabookなどを含む「モバイルノート」のカテゴリは前年同月比7.8%減と、他のカテゴリよりも比較的落ち込みは少ない。
出荷台数の減少に伴い、出荷金額も前年同月比で28.4%減少し497億円となった。このうちデスクトップPCが同16.5%減の151億円、ノートPCが同32.6%減の346億円。
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統計に参加している企業は、アップルジャパン、NEC、ソニー、オンキヨー、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの11社。デル、日本ヒューレット・パッカード、ASUSTeK、エイサーなどは含まれていない。
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