調査リポート
1月のPC出荷台数、前年比13.4%減 出荷金額は500億割れで2012年度最低に:春モデル発売時期の遅れが原因
JEITAが2013年1月度の国内PC出荷台数を発表。PC春モデルの発売が例年よりも遅く、出荷台数、金額ともに前年比で大きく減っている。
電子情報技術産業協会(JEITA)は2月22日、2013年1月の国内PC出荷台数を発表した。出荷台数は前年同月比13.4%減の64万8000台。内訳は、デスクトップPCが前年同月比15.4%減の20万1000台、ノートPCが同12.4%減の44万7000台だ。
法人向けPCについては、買い換え需要が引き続き活発であったが、個人向けPCについては、春モデルの発売時期が例年よりも遅くなったことから、出荷が減ったとJEITAは予測している。
出荷台数の減少に伴い、出荷金額も前年同月比で18%減少し451億円となり、2012年度では最低の金額となった。このうちデスクトップPCが同18.2%減の147億円、ノートPCが同18%減の303億円。液晶一体型PC(オールインワン型)の減少が激しく、前年同月比で22.3%減となっている。
統計に参加している企業は、アップルジャパン、NEC、ソニー、オンキヨー、セイコーエプソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの12社。デル、日本ヒューレット・パッカード、ASUSTeK、エイサーなどは含まれていない。
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