夏の終わりに“Haswell”祭り――OC向けmini-ITXマザー&Core i3新モデルが投入される:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
OCに強いmini-ITXモデル「MAXIMUS VI IMPACT」「Z87 STINGER」と、Haswellの下位ラインアップ「Core i3」「Pentium G」がほぼ同時にパーツショップに並んだ。小型PCとローエンドマシン自作の選択肢が広がる!
Ivy Bridgeの新ラインアップ&EVGA製X79マザーも見逃せない!
“Haswell”世代のパーツが目立った1週間ではあったが、従来世代のインテル系パーツの新製品も各所で注目を集めていた。
CPUはIvy Bridge世代の「Core i5-3340」と「Celeron G1630」が新たに登場した。価格は2万円弱と6000円弱だ。Core i5-3340は3.1GHz(最大3.3GHz)動作の4コアCPUで、TDPは77ワットとなる。Celeron G1630は、2コアの2.8GHz動作モデルでTDPは55ワットだ。BUY MORE秋葉原本店では、TDP65ワットの2.8GHz(最大3.3GHz)動作モデル「Core i5-3340S」(1万9380円)と、TDP35ワットの2.4GHzモデル「Celeron G1620T」(5480円)も予約受け付けしている。
マザーボードでは、EVGAからX79チップセット搭載のE-ATXモデル「X79 Dark」がデビューしている。価格は5万3000円弱。インテル製デュアルギガビットLANや8基のDDR3メモリスロット、32レーンを同時に使える4+1基のPCI Express x16スロットなどの備えるハイエンド仕様だ。
Z87 STINGERと同時期に入荷したショップが多いが、こちらはすでに品薄となっている。8月30日時点ですでに売り切っていたオリオスペックによると「代理店が変わってEVGA製マザーが入荷しやすくなりましたが、X79 Darkは世界中でモノ自体が少なく、代理店が要請してもなかなか仕入れられないみたいなんですよ。残念ながら次回入荷は未定です」とのことだ。
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