標準電圧版クアッドコアCPUを搭載する13.3型高性能モバイルPC――「dynabook R734」:2013年PC秋冬モデル
「dynabook R734」は13.3型ボディに標準電圧版CPUと光学ドライブを搭載し、標準で約14時間の長時間バッテリー駆動を実現した高性能モデルだ。
標準電圧版Core i7と光学ドライブを搭載
東芝の「dynabook R734」シリーズは、13.3型ワイド(1366×768ドット)のボディに光学ドライブを搭載した高機能モバイルノートPCだ。標準電圧版のCore i7-4700MQ(2.4GHz/最大3.4GHz)を搭載することで、超低電圧版のCPUを採用するUltrabookを上回る性能を備えているのが特徴。ラインアップは、メモリ容量とストレージ構成、光学ドライブの異なる2モデルが用意されている。下位モデルの「R734/37K」は16万円前後、上位モデルの「R734/38K」は18万円前後。ともに12月中旬より発売される予定だ。
R734/37Kの主なスペックは、Core i7-4700MQ(2.4GHz/最大3.4GHz)、4Gバイトメモリ、1TバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブという構成、これに対してR734/38Kは、メモリが8Gバイトに、ストレージが1Tバイトハイブリッドドライブ(NANDフラッシュ内蔵HDD)に、光学ドライブがBlu-ray Discドライブになる。
インタフェースは共通で、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×3、HDMI出力、アナログRGB出力、音声入出力、ギガビットLANを備えるほか、ワイヤレス機能としてIEEE802.11ac対応無線LANとBluetooth V4.0を搭載、液晶上部に92万画素Webカメラも内蔵する。本体サイズは、約316.0(幅)×227.0(奥行き)×18.3~26.5/最厚部28.5(高さ)ミリ、重量はR734/37Kが約1.51キロ、R734/38Kが約1.53キロ。標準バッテリーで約14時間、オプションの長時間バッテリーで最大20時間の長時間駆動が可能だ。OSは64ビット版Windows 8.1をプリインストールする。
dynabook R734シリーズ店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
dynabook R734 | R734/38K (2色) | モバイルノート | 4コアCore i7搭載 | Core i7-4700MQ (2.4GHz/最大3.4GHz) | 8GB (DDR3L) | 1TB HDD+NAND フラッシュ | 64ビット版 Windows 8.1 | 18万円前後 |
R734/37K(2色) | モバイルノート | 4コアCore i7搭載 | Core i7-4700MQ (2.4GHz/最大3.4GHz) | 4GB (DDR3L) | 1TB HDD | 64ビット版 Windows 8.1 | 16万円前後 | |
dynabook R734シリーズ店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | 無線LAN/バッテリー動作時間 | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook R734 | R734/38K (2色) | 13.3型ワイド | 1366×768 | 802.11a/b/g/n/ac /14時間 | BDXL対応 Blu-ray Disc | CPU統合 (HD 4600) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約1.53キロ |
R734/37K(2色) | 13.3型ワイド | 1366×768 | 802.11a/b/g/n/ac /14時間 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 (HD 4600) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約1.51キロ |
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