ファン穴のSSDベイ化やタブレットのサブ液晶化――技アリ系新製品ラッシュ:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
年の瀬に向けて新製品ラッシュが起きているアキバ。超ハイエンド級製品が次々に投入される中、経験豊富な店員たちに発想と実用性で高評価されるアイテムが独特の存在感を放っていた。
最大10Gbps転送が可能なThunderbolt対応SSDがデビュー!
年末にかけてインテルのNUCベアボーン「DC3217BY」の週末特価が盛り上がっているが、DC3217BYの特徴を生かすThunderbolt対応機器も登場している。シリコンパワーの「Thunder T11」、価格は3万円弱だ。
Thunder T11は、WindowsとMacに両対応する120Gバイトの外付けSSD。Thunderboltの性能をフルに生かした最大10Gbpsの転送が行える。入荷したTSUKUMO eX.は「Thunderbolt対応機器の多くはMac専用で、Windowsでも使えるものはまだ数が少ないのが現状です。Thunderboltの転送速度を体感できるという点でもThunder T11は貴重なアイテムといえますね」と語る。
一方で、Thunderbolt対応のマザーボードはハイエンド級を中心に着々とラインアップを増やしている。先週登場したのは、ギガバイトのZ87モデル「GA-Z87X-UD7 TH」だ。最大20Gbps転送に対応する次世代規格「Thunderbolt2」に対応するポートを2基備えるほか、2基のインテル製LANチップや最大32レーンが使える5基のPCI Express x16スロットなどを搭載するハイエンドな構成となっている。基板サイズはATXだ。価格は4万5000円前後。ドスパラ パーツ館は「正直、まだThunderboltに関心を寄せる人は少ないですが、使い道は少しずつ広がってきてはいるので、ここから盛り上がる方向に向かっていくといいですね」と話していた。
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