年末にかけてインテルのNUCベアボーン「DC3217BY」の週末特価が盛り上がっているが、DC3217BYの特徴を生かすThunderbolt対応機器も登場している。シリコンパワーの「Thunder T11」、価格は3万円弱だ。
Thunder T11は、WindowsとMacに両対応する120Gバイトの外付けSSD。Thunderboltの性能をフルに生かした最大10Gbpsの転送が行える。入荷したTSUKUMO eX.は「Thunderbolt対応機器の多くはMac専用で、Windowsでも使えるものはまだ数が少ないのが現状です。Thunderboltの転送速度を体感できるという点でもThunder T11は貴重なアイテムといえますね」と語る。
一方で、Thunderbolt対応のマザーボードはハイエンド級を中心に着々とラインアップを増やしている。先週登場したのは、ギガバイトのZ87モデル「GA-Z87X-UD7 TH」だ。最大20Gbps転送に対応する次世代規格「Thunderbolt2」に対応するポートを2基備えるほか、2基のインテル製LANチップや最大32レーンが使える5基のPCI Express x16スロットなどを搭載するハイエンドな構成となっている。基板サイズはATXだ。価格は4万5000円前後。ドスパラ パーツ館は「正直、まだThunderboltに関心を寄せる人は少ないですが、使い道は少しずつ広がってきてはいるので、ここから盛り上がる方向に向かっていくといいですね」と話していた。
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