第3世代Ryzen販売スタート! 遅れた3800Xは12日頃登場か:古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2019年07月09日 05時30分 公開
[古田雄介,ITmedia]

 7月7日午後7時、雨が終日降り注ぐ中、AMDから第3世代Ryzenの発売がスタートした。その過熱ぶりは既報の通りだ。いずれのショップも「予想外だ」と語るほどの反響があった。

Ryzen 7 3800Xは7月12日登場予定、Ryzen 9 3950Xは夏を過ぎ?

 当日売り出されたのCPUは下記の通りだが、Ryzen 7 3800Xだけは直前に発売延期となっている。価格はいずれも税込みだ。

第3世代Ryzenシリーズ
モデルナンバー コア/スレッド 動作周波数 グラフィックス機能 TDP 実売価格(税込み)
Ryzen 9 3900X 12コア/24スレッド 3.8GHz/ブースト最大4.6GHz − 105W 6万5000円弱
Ryzen 7 3800X 8コア/16スレッド 3.9GHz/ブースト最大4.5GHz − 105W 5万1000円弱
Ryzen 7 3700X 8コア/16スレッド 3.6GHz/ブースト最大4.4GHz − 65W 4万3000円前後
Ryzen 5 3600X 6コア/12スレッド 3.8GHz/ブースト最大4.4GHz − 95W 3万2000円前後
Ryzen 5 3600 6コア/12スレッド 3.6GHz/ブースト最大4.2GHz − 65W 2万6000円前後
Ryzen 5 3400G 4コア/8スレッド 3.7GHz/ブースト最大4.2GHz Radeon RX Vega 11 65W 2万円強
Ryzen 3 3200G 4コア/4スレッド 3.6GHz/ブースト最大4.0GHz Radeon Vega 8 65W 1万3000円前後
AMD Ryzen AMD「Ryzen 9 3900X」
AMD Ryzen 「Ryzen 7 3700X」と「Ryzen 5 3400G」
AMD Ryzen 「Ryzen 5 3600」と「Ryzen 3 3200G」

 いずれも「Zen 2」マイクロアーキテクチャを採用しており、Socket AM4で動作する。グラフィックスなしモデルはPCI Express 4.0(PCIe 4.0)に対応し、DDR4-3200をサポートする。グラフィックス内蔵モデルはPCIe 3.0対応で、DDR4-2933までのサポートだ。同時に登場したAMD X570チップセット搭載マザーボードとの組み合わせで、フルに性能を発揮できるが、BIOSアップデートを施せば一部のX470マザーボードなどでも使える。

 発売日の一番人気は最上位の「Ryzen 9 3900X」で、販売前の予約時点であらかたの在庫が埋まるほどだった。その他、TDP 65Wで8コア12スレッドが使える「Ryzen 7 3700X」の人気も高く、発売前の行列の中では3900Xに次いでよく耳にした。

 それ以外のモデルについても、「グラフィックスなしモデルはPCIe 4.0が使える強みがありますし、グラフィック内蔵モデルも前世代に続いてコスパモデルの定番になるでしょう」(TSUKUMO eX.)という肯定的な見方が多い。

 ただし、今後のトレンドについては難しい顔をするショップがちらほらあった。パソコンSHOPアークは「3900Xの次回入荷が本当に見えないんですよね。七夕に間に合わなかった3800Xがその埋め合わせをしてくれたらいいなと思いますが、それでも待つという人が多いのかまだ読み切れません」という。

 別のショップは「お盆くらいまで3900Xが枯渇したら、夏が終わった頃に出てくるといわれる3950X待ちになるでしょう。3900X人気が盤石になるには、7月の早い時期に供給が回復することでしょうね」と数カ月先まで見据えていた。

AMD Ryzen ソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館が配布していた発売日の価格表
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